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日の出湯さん・大阪市生野区
朝日のごとくサンサンと…屋号は「日の出湯」さんだけど、朝に通りかかっても看板がなくて、かくれんぼしている銭湯です。
日の出湯さん
大阪には、他にも「日之出湯さん」という銭湯があります。
今から昇る朝日のごとく縁起の良い屋号です。
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大阪市生野区小路東1-8-15
第2・4火曜休み
場所は大阪メトロ千日前線・小路駅から徒歩約3分です。狭めの道路にあります。
正面に大きな看板がなく、朝に前を通っても白い壁があるだけ。
開店後、暖簾を見て、はじめて銭湯とわかる。
日の出湯さんなのに、朝ではなく夜が似合う、渋いお風呂屋さんです。
レトロ銭湯のたたずまい
夜に揺らめく暖簾をくぐる。
レトロ銭湯の渋さと静けさ。すぐ西側に大きな幹線道路があるとは思えない。
ここは、地下鉄の駅ができる前から東大阪市の商店街に隣接する住宅街。
昔から仕事帰りの店主さんたちが、サッとお風呂に入って帰宅…という日常が浮かびます。
地元の人たちで賑わう銭湯。そんな昭和時代の懐かしさ。
新しく取り付けたようなネオン看板が輝く。日の出湯さんの外観の色彩は、これと、うっすら見える木の緑色だけです。
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御影石の玄関マット
下駄箱前のスペース、よく見ると石が敷いてある。
これは、初めて見ました。昔の銭湯の入り口にタイルはあれど、玄関マットのような、おもてなし。珍しいです。
すのこも、いい色です。足に柔らかい感触と冬場は暖かい。入り口付近に、あまり段差がないです。
後で気づきましたが、埋め込み下駄箱なのですね。
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やさしい木の感触
スモーキーフレーバー
ガラスの向こうに入ると、なんとなく煙のような香りがします。
誰かタバコでも吸ってるのかな?
銭湯の脱衣所は禁煙になったはず。
浴室近くでも、この香り。
こじんまりした、レトロ銭湯。白い大きなタイルの壁。
ジエットバスに日頃の疲れとストレスを、ぶつけて飛ばす。
深い湯船で水圧を、いや湯圧をかけます。そして湯上がりドリンク。家風呂では味わえないものが町の銭湯には、あります。
意外と設備は充実、サウナと水風呂も。
後で、銭湯の裏を見ると、薪が、ひとかかえほどの量にまとめられ積んでありました。
これが「薪沸かしの湯」というのかしら?
違うかったら、すみません。
湯質のことは、まるでわからない素人のわたしですが、なんとなく香ばしい香りは、わかります。
ここらへんは、高層マンションがなく、煙突が一番高いです。これもすごい。
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余計な装飾なしの外観
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このスペースに
街の銭湯は、外に営業時間・定休日などの掲示板があります。
けっこう地域の広告や、政治家のポスターが貼ってたりします。
銭湯は昔から地域の情報局・放送局ですものね。
日の出湯さんは、入ったところがス連絡用スペースです。
これも、初めてくる人は、わからなくて通りすぎるのですが、シンプルな外観も新鮮です。
余計な装飾のない断捨離銭湯。
わたしも片付けしよう。
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銭湯エッセイの日
いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。