天上のバレエ・地上のダンス(60)レッスンの気づき
木曜日はわたしの趣味のバレエ・ダンスのおはなしです。中学二年から、ほそぼそとバレエを習ったのが、きっかけ。
おばあちゃんのダンス生活、現在は。
(1150文字)
30歳 × 2 ・生きている
バレエ・週一回のレッスン。
ヒップホップダンスは、お休み中です。だんだんと体は動かなくなりました。じぶんと相談して、無理なくレッスンをしています。
わたしは、もうすぐ還暦。
30代の、よく動けた若いときの感覚だけ残るも、身体はしっかり老化しているのです。
おかしいな、できてたことができなくなっている……。そんなものです、30歳の倍も生きているのですから。
稽古不足とわかっちゃいるが、さりとて、ぶっ飛ばしてレッスンもできない。毎年、運動能力の下り坂をゴロゴロと。
われながら往生際の悪いこと。
「下手の横好き、こころの潤い。」
おとなバレエ・美容クラスにいますが、美容の足しには……なっていません。すきなだけで、続いているようなものです。
朝ドラ「ブギウギ」
最近、バレエの先生は、ご機嫌です。なんと、70歳の人生の大先輩。教えるのが生き甲斐の先生ですが、ここ2~3年の疫病などで体調が思わしくなくて……。
そこで、朝ドラ「ブギウギ」放送開始!
なんでも先生の孫弟子さんが、出演しているとか。かつて親子で先生にバレエを習っていたそう。
娘さんがプロになり、テレビに出ています。
歌劇は、歌とダンスの二本立て。舞台は、洋舞の基礎・バレエが必修科目です。
指導者冥利につきますね。笑顔の先生、良かった。
中高年・指導のポイント
明るいニュースに、お稽古場みんなが、笑顔に。
しかし、レッスンがはじまると、笑ってゴマかす。そんな美容バレエクラスです。
教えるのがうまい先生。
わたしは生徒歴が長いので、指導の仕方に目がいってしまいます。
ジュニアと同じように教えても、おとなは身体がすぐ動かない。頭で理解しないと、ステップが覚えられない。すぐ忘れる。
教えるほうはイライラすると思います。同じことを、手を変え品を換え……。
生徒のほうもバレエの目的はさまざま。
◾️やる気があり上達を望む、おばちゃん。
◾️バレエをやっているじぶんに酔う、おばちゃん。
日により、レッスンに気が乗らない時、足腰の不調な時もある。妙齢ゆえに。
臨機応変。先生は、声かけや指導を変えている。分けている。
よくヒトを見ているし、長年の経験なんだろう。そんな先生の指導も有り難くて。
生徒さんがプロとして育って、活躍しているのも……うなづける。
きょうのレッスンを、
たいせつに感謝して。
そして、素直なこころで。
どこの世界も、きっとおなじ。
いつも こころに うるおいを 水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり、
ありがとうございます。
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