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大阪・ティールーム リーフさん 「ムジカティー」

紅茶はポットで楽しむもの。
大阪・伝説の紅茶専門店「堂島ムジカ (MUSICA TEA)」。そのスタイルを継承するのが、ティールーム リーフさんです。
(1640文字)



ティールーム リーフさん

紅茶の葉っぱ。ティールームの名のとおり、リーフさんは紅茶のお店。クラシック音楽がながれる店内で「ムジカティー」をどうぞ。

ティールーム リーフさん
(TEA ROOM LEAF)
大阪市港区波除3-4-10
10:00~21:00
(月)定休


もより駅は……
●大阪メトロ (中央線)・ JR大阪環状線
 各線・弁天町駅…徒歩約3分

緑茶なら葉っぱを急須きゅうすにいれ、お湯をそそぐのに、紅茶はティーバッグをユサユサ。カップにレモンスライスを浮かべると、よけいに渋く苦い……。


わたしは子どものころ、紅茶の習慣・知識もありませんでした。おとなになり「紅茶専門店ムジカ」があると友だちに連れられたのがが、はじまりです。

画像は すべて今回撮影のものです



ムジカティー (MUSICA TEA)

大阪・梅田の西のはし。ムジカティーさんは、たしか堂島どうじま地下街の雑居ビルにありました。いつも紅茶ファンで、いっぱい。となりは、ちゃんこ屋さんだったのを覚えています。

白い陶器のポット。まぁるいポットに紅茶の葉っぱ、お湯のメロディーで葉っぱがクルリと舞いあがる。さめないようにポットに帽子をかぶせて。


紅茶は、2杯でも3杯でも飲める。シルバーの茶こし(ストレーナー) をつかう。
あったかいミルクがたっぷりと。
レモンではなく、ミルクティーで飲むの? 苦くない、渋くないね。


サンドイッチにクレイジーソルト。牡蠣の燻製がくつろぐオープンサンド。こっくりカボチャのプリン。渋くなったらポットにお湯をたして、さいごの一滴まで。

アフタヌーンティー。紅茶の種類から楽しみかた。みなムジカさんで教えてもらった。ほかにも一軒の紅茶屋さんがあったので堂島は紅茶のまちだったのかも。


それから、お店は地上のビルに移転、わたしは結婚と出産。娘が3歳をすぎ、オットと家族三人で紅茶を飲みにおでかけ。


店主さんは「紅茶飲み」を増やすのに余念なく、娘にちいさなティーカップセットを貸してくださいました。子どもお断りの飲食店も多かったのに……。


ムジカティーさんは現在、兵庫県芦屋市が本店。神戸阪急にもお店があります。行かねば、とおもいつつ月日は流れ、今日に至ります。

ムジカティー リーフレットより



10年ぶり

ティールーム・リーフさんには、10年ぐらいまえにきました。たまたまストリートダンスのミニ発表会があったので。弁天町の多目的ホールが会場でした。

ムジカティー 芦屋プラウド


紅茶店とはわからず、チームメイトと休憩で来たのです。メニューをみてビックリ。なんと懐かしのムジカティー。
なのに本番前でバタバタモード。紅茶をゆっくり楽しめず、うしろ髪を引かれました。


それから一度も来ることはなかったので、うれしかった。かわらず営業されていてよかった。
ムジカティー取り扱いのお店は貴重です。



ナチュラルな空間

よくある英国式紅茶店は、壁紙・テーブルクロスは植物文様。クマのぬいぐるみやら写真立て、飾りだけで、けっこう目がチカチカします。


ティールーム リーフさんは、木目をいかした自然な内装。圧迫感はない。かべが白いだけで、こんなに違うとは。

スリランカのタペストリー
英国調は おもに この一角
販売品がならびます
紅茶缶

ムジカさんを思いだす……紅茶缶のディスプレイ。
今回は雰囲気も味わいます。
いろんな紅茶店がある。ムジカさん……大阪人の紅茶のルーツかもしれない。



バナナチョコケーキ

バナナがチラリ。いちごとチョコ。ピンクのお皿で春がきた。

このニット帽子。ポットから取らなくていい。便利品。



やっぱり、この世界。
ムジカティー。


リーフさんのまもる紅茶。



毎週月曜日は
「コーヒー・喫茶店」の日


いつも こころに うるおいを
水分補給もわすれずに


さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。

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