天上のダンス・地上のダンス (4) ストリートダンス
しばらく、バレエのエッセイが続きましたので、きょうは、ストリートダンスです。
ダンスとは
1970年代、わたしが小学生の時は、運動会でフォークダンス。中学校では創作ダンス…あとは盆踊り。
踊るのが好きでしたが、ダンスとの接点はそれぐらいでした。
当時ダンスといえば、バレエ・ジャズダンス・社交ダンスぐらいしか世間に認識されていなかったような。それも一部のファンや練習生の舞台の世界…だったように思います。
1983年、映画『フラッシュダンス』公開。プロダンサーをめざす主人公が苦労の末、ダンス学校に合格…という定番サクセスストーリーです。
ダンスとは。
舞台鑑賞用の踊りや、豪華なドレスで男女が踊るジャンルだけではない。
街かど(ストリート)で、Tシャツとスウェットパンツなどの普段着で踊るダンスもあるんだ!
『フラッシュダンス』劇中で、たったの1コマ「ブレイクダンス」。
いまの日本のダンスのルーツは、ここから。(個人の感想です)
ちなみに「ブレイクダンス」は2024年パリ五輪の正式種目にもなりました。
ダンス必修化!中学校体育の授業
現在、ダンスといえば、歌手・アイドル・国内外のグループが踊っています。
さまざまなダンス、全部ひっくるめてダンス、ダンス。
動画サイトで、カッコいい振り付けを見て、コピーするという時代。
ちっちゃい時から親しんでいるダンス。いい時代だなと思っていたら、
「中学1年・2年の体育でダンスするよ! 中学3年には、柔道かダンスを選択」と娘が言いました。
それは、2012年(平成20)から。
リズムダンスが義務教育で必修化!
ほんとうに、ダンスが普通の時代になったのですねぇ。
タイヘン!体育の先生
学校の保健体育の授業なので、当然。体育の先生が教えます。
娘によると、ダンスの授業は、なんと、SMAPのダンス!(こりゃ先生大変や…)
既に動画サイト・YouTubeなどで、生徒のほうが、ダンス上手かったのでは? ゼッタイそうだ!
生徒側でもダンスが苦手な人もいたはず。そんなこともチラリと思いました。
なぜなら、わたしも2010年ごろからストリートダンスを習い始めたのです。
最初は公民館で、そして教えに来ていた先生の主催するダンススクールに入会した次第です。
観るのと踊るのとでは、大違い。
わたしは、先にバレエ歴があり「バレエぐせ」が抜けず苦労していました。
ジャンルが違えばゼロから。
「バレエぐせ」を取るところから始めたので、ゼロ以下からのスタート。
天上のダンス(バレエ)から地上のダンス(ストリートダンス)へ。
いまでも、わたしは「下手っぴ永遠のダンス練習生」なのです。
ちょうど10年
SMAPの『SHAKE 』。
娘の学校の、はじめてのダンス課題曲でした。
10年ひと昔。この人気グループも解散し、いろんな人やモノが盛者必衰。ダンスは続くよ、どこまでも。
別の中学校では、どんな曲で体育の授業をしたのでしょうね。小学校でのダンスは、どんなだったのだろう?
知りたいなぁ。『SHAKE 』は、娘が誕生した1996年の発売。体育の先生が、記念にチョイスしてくれたのか、学校の指導で一律に決まっていたのかは不明です。
娘によると「体育の先生は、バレーボールの先生で…」
…以下は、お察しください。
まとめ・ダンスこれからだ!
そうしてダンスの遺伝子が、さらにさらに定着して行く。いろんなジャンルのダンスが。
ダンスの文化はこれから。
古来からの盆踊りの遺伝子に加わった新しいダンス、踊りましょう。
踊ってもいいが、踊らされてはいけない。
21世紀を、しょって立つ若者よ。
いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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