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マゴと銭湯
孫と銭湯。「孫」という字はカタイ。文章にすると、なんだか見づらい、読みづらい。
きょうは、カタカナで「マゴ」と書きます。
(1010文字)
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マゴ託児の一環
娘の仕事の都合でマゴ託児。マゴむすめ・年齢は3歳。令和元年生まれです。
マゴとふたりで銭湯へ。
「せんとー?」
さいしょ、マゴに「銭湯」は通じず。銭湯がわからない。お風呂は家で入るもの。「おおきなお風呂」もわからない。とりあえず、突撃だ。
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スーパー銭湯とみまごう、おおきなたてもの。たくさんならぶ下駄箱。券売機がデンと立つ。フロントを通過、そこで。
「じゅんびたいそう、いつするの」
「みすぎ、もってないよ」
マゴの困惑、無理もない。先日、ママと友だちと屋内温水プールへ行ったらしい。
楕円プールで、ぷかぷか流れる。すべり台でジャバーン。
マゴは、脱衣所のロッカーでキョロキョロ。雰囲気が似てるが違うのだ、ここは。つくりがおなじは罪つくり?
たまに、銭湯で走り回るお子さまが多いと聞く……温水プールと勘違いしているのかもしれない……。
温水プールも走ってはいけないよ。
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マゴと手をつないで浴室へ。
最近の銭湯は、すべりにくいタイルを敷いてある。みんなにやさしい。
絶滅器具種
黄色いオケ。まごは、「オケ」がわからない。洗面器も桶も漢字だとカタイ。かといってカタカナにすれば楽団のようだ。
「ケロリン」は保留。マゴがカタカナを読めるようになるまで。
鎮痛剤かなにかのお薬だけど、わたしも飲んだことはない。いちおう、ドラッグストアで実物を確認しましたよ。
娘とマゴの家風呂では、もはや、オケ・洗面器を使っていない。
湯船からお湯をかき出すなんてしない。令和っ子はシャワーを使うのだ。
洗面器いらず。オケいらず。
洗面器というコトバ、そもそも、うつわにお水をためて顔を洗っていたから。むかしは井戸から水をくんで、カメにためて。そして、ひしゃくでお水をすくって、洗面器に入れて。やっと顔が洗えたよ。お水は、たいせつな資源。いまでも。
いまは水道の蛇口をひねるだけで水がでる。
ああ、マゴに蛇口なんてわからない。
いまはお水を出すのに、レバーを上げ下げするのだから。
いや、手を近づけるだけでお湯がでる時代!そうだった……。
マゴと銭湯。
絶滅器具種をたくさん発見。
銭湯での託児は、おもしろい。
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「銭湯」の日
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。