七五三の前撮り
人生の思い出は写真にも。
イベントの前に先に写真を撮るようになったのは、いつから?
令和元年うまれ
孫の七五三。
わたし・娘・孫。
昭和・平成・令和と揃いぶみ。
令和元年(2019)生まれの女の子。
生まれて次の年から、みんなの顔の下半分はマスク。
おめめだけ見えてる。鼻と口は隠れてる。鼻と口が出てくる日は、もうすぐかな、まだまだかな。
鼻と口が出てきた日に、何と思ったか。感想を、孫が大きくなったら聞いてみたい。
それまで、みんな元気でありますように。
写真の前撮り
一生に一度の結婚式や成人式。
事前に写真館や歴史ある建物・公園などで、実際の衣裳を着けての写真撮影。
衣裳着用のリハーサルも兼ねて。
当日は、バタバタ何が起こるかわからない。余裕をもって美しい写真を。若いあの日の記念すべき晴れ姿を、いつまでも。
最近は、七五三も前撮りをするそうな。
昭和時代。
わたしは、幼稚園・小学校など入学式の終わったあとに写真館へ行った覚えはあります。
前撮りシステムは、あったのか、なかったか、さだかではない。
あくまで当日の撮影会でありました。
昭和の七五三は11月15日
昭和のころ、七五三といえば「11月15日」。決まっていました。
他の祝日も、一部を除いて、「毎年同じ日、◯月◯日」。
今は、多少前後します。
曜日は月曜日に、連休になるように組まれていますね。
たとえば現在の『成人の日』は1月の第2月曜日。
むかしは『成人の日』は1月15日でした。
七五三は、11月15日。平日だろうとなかろうと。ホントですよ。むかしの祝日は覚えやすかったのです。
そして、いまのように「週休二日制」ではありませんでした。
休みは少なかったし、おとうさんも休めなかった。
平日の七五三。
子どもの晴れ着を用意して着せて、神社で千歳飴を持たせ、写真館に連れていき、お祝いのごちそうまで作る。
すべて、おかあさんの仕事でした。
昭和の写真館で撮った写真。本人のソロか、デュオのとき横には、おかあさん。
子どもも多かったのです。
上のきょうだいが、お手伝いをしていました。
令和の七五三は家族の都合のよい日に
現在の七五三は、家族が揃う週末や祝日に。
11月~12月ぐらいに七五三詣りの神社を予約。
そうそう、「写真館」と言わず、いまどきは「スタジオ」というのですね。
我が家の孫。娘が休みを取って、のんびり平日のスタジオに。
七五三の集中する土日祝は混むだろうと見こして。
スタジオの撮影隊も、平日の予約で仕事が分散されたほうがよいと思います。お互いに余裕をもって。
お姫さまプリンセス至れり尽くせり
わたしも娘と孫に、くっついてスタジオへ。
撮影時間は2時間と言われて。
2時間も何をするのか?
たっぷり2時間かかりました。
ドレスと着物、タブレットで衣裳を見て選びます。
孫に見せて本人が「コレ」と言うまで。孫の顔が、ぱあっと明るく。
かわいい衣裳を着れる!
平成っ子も、令和っ子も、撮られることには慣れている。
コスプレだいすき!けっこう即決。
ヘアメイク・着付も、するすると。
和装の時は「お姫さま」、洋装の時は「プリンセス」と呼ぶ撮影隊の皆さん。
千歳飴から、和傘や花束。小道具もセットも豪華。ちっちゃな姫君、最高フェイス!
丁寧な仕事とチームワーク
どこの世界でも。「丁寧」であるかどうか。
七五三の撮影に2時間。
撮影隊の皆さんは子どもだからと雑にせず。
端で見ていて本当に頭が下がりました。(実生活では子どもさんがいるかまでは、わからないけど)
手間ひまかけて、我が子のように、たいせつに。見習わなければ。
七五三の前撮りは人生の前撮り
「丁寧な仕事」。
商売っ気がないようで、いちばんの商売上手。
最初に丁寧に扱われると、次もこのスタジオに!ってなりますね。
入学式や卒業式や成人式。
ずっとずっと続く人生に。
そうだ、わたしも『還暦フォト』。撮ってもらおう。
あと2年、頑張ろう。人生の思い出は写真にも。娘に孫に。
いつも こころに うるおいを。
水分多めの おはなし。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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