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【散文】今さらあの子を引き止めたくなって、大きな声が出せない僕は友達に頼んでみた。する…
【散文】とても好きな雰囲気のブックレットがあったから見ているんだ。緑の背景に青で文字が…
【散文】地面を見ながら歩くのが最高に楽しいんだ。猫背になるからか皆は僕のことをかわいそ…
【散文】忘れ物を取りに行かなくちゃならないんだけど、なぜか出入り口の穴がエアコンの室外…
【散文】 「あなたは赤い星の人?」そう質問された最高にクールな絵を描く彼は「赤い星に住…
【散文】目覚めたらあなたに噛まれてて。でも夢でもあなたに噛まれてて。夢も現実も同じ材料…
【散文】遠くの方では大変だ大変だと騒いでいる人達がたくさんいるようだ。通りにいたおばちゃんがこれがあれば大丈夫だからと何やら頑丈そうな大きなガラス板をくれたのだけれど使い道がわからない。私は困っているわけではなかったしどちらかといえば幸せだったが皆に合わせて困っているふりをした。
【散文】その女性はずっと誰かに電話しているが繋がらないらしくとても困っていた。声をかけ…
(散文)僕は幼虫が苦手なんだ。床にそれがたくさんいてどうしようかとパニックになっていた…
【散文】そのお店の中にある物はどれも友人の好きな物ばかりで私の好きな物ではなかった。入…
【散文】たった3時間半耐えればもっと素敵な場所に行けるのに僕は躊躇している。皆どんどん…
【散文】プラスティックの編み目になっているおもちゃのボールの中に知らない遠い国の人が入…
【散文】人生の大半は眠るか片付けをやっていてその合間にその他の行為をする。あるいは行為…
『きゅっきゅっ 、と 僕の靴だけ音がするんだ。 みんなの靴は鳴らないのに。』