2019年8月25日 29歳のとき
20代最後の夜が終わる。
29歳ともなれば、半分諦めのような感情も出てきて、良くも悪くも、割り切って過ごせた1年だったと思う。
泣いても笑っても、20代最後なのだからと、オーディションも受けたし、転職活動も少ししたし、まだまだ仕事として成立はしていないが、放送作家にもなった。
しいて後悔が残っていることと言えば、20代のうちに、もう一度海外旅行に行きたかったのだが、そこだけタイミングを逃してしまった。
あるとき、ふと気付いた。
20代後半になって、「もう歳だから」オーディションに通らないとか、転職が難しくなるとか、そんな風に思っていた。だけど、20代前半の若い頃でも、それは同じだった。つまり、いろいろ上手くいかないのは、歳のせいじゃなくて、もともと自分の持っている魅力や何かが、欠けている結果なのだと。だから、年齢以外の部分でもっと勝負できるようにならなければいけないし、まだ勝負できる余地もあるのではないかなと思う。
なにはともあれ、20代を、大きな病気やケガもなく、幸せに過ごせたことに感謝、支えてくれたたくさんの人たちに感謝したいと思う。
そんな、29歳のはなし。