2019年8月20日 24歳のとき
24歳の頃、社会人2年目の終わり、初めてクラブでDJをした。
先輩DJが「やりたかったら、機材買って練習して、できるようになったら自分のイベントで回させてあげるよ」って言ってくれたから。言葉通り、10万円ぐらいの機材を買って、家で練習して、知り合いのつてでDJバーで練習させてもらって、本番(っていうほどのことでもないが)を迎えた。
ちょっとだけ、また世界が広がった。
社会人3年目のはじめ、フリーランスの収入にやや限界を感じ、ラジオパーソナリティーの仕事に加え、飲食店でのアルバイトを始めた。そこでは、BGMの代わりにラジオを流していた。
金曜の夜になると、上記の先輩DJの番組が流れてくる。彼は、ラジオDJとして成功している(ように私には見える)。私は、ラジオの仕事だけではもたないから、こうして掛け持ちでアルバイトをしている。
とても、屈辱的というか、みじめに感じる時間だった。
そんな、24歳のはなし。