やっぱり楽しい
さっき元カレと電話をしていた。
eGFRが見過ごせない値になり、HbA1cが高くなり、スタチン不耐で凹んでいる元カレと。
近頃めっきり引退めいた話ばかりをしている。毎週会っていたころはあと25年働くって話をしていたのに。
腰が痛いのはコルセットでマシになったけれど、坐骨神経痛で足がしびれるとか。糖尿病があったらLDLコレステロールの目標値が100以下だとか。講習会を受けながら患者の気分で生活指導をされている気分らしい。
あまりつっ込むと「○○と会えると元気になるんだけど」と言われるから、そっと触れないでおく。実際には会えないのだから。
それでも、特定疾患の書類を書くために専門医は維持しなきゃならないと学会の点数集めに奔走している。休日を潰して講習会を受けている。
そこが私とおんなじなんだよね。。。そして、私は諦めつつあるのに彼は頑張っている。彼の資格と私の資格の「専門」や「認定」の重みが違うからなのもあるけれど、
遠くの偉い人じゃなくて身近に感じられる叩き上げの努力の人である彼が、それを頑張り続けているっていうのが私にとって身近に感じられる。
彼と話していると楽しい。彼の健康不安や、週末の学会の話や、その処方はおかしいんじゃないてきなことも気を使いながらだけど、ちゃんといえちゃう。だって、かっこいい処方してほしいもん。彼氏だかから。
やっぱり楽しそうに話している私がいる。