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歴史ある寺で突然、「アンタ、100歳まで長生きするよ」と言われて...
人生100年時代といわれるようになりました。
100歳って途方もない人生時間ですよね。
以前、77年周期のお話をしました。
生身の人間ですよ。
機械じゃないんだから、70年持てばいいほうだと私自身は思っていました。
まだ50代のころ、
歴史的なお寺を散策していた時、細い参道を一列に並んで歩いていました。脇道で皆さんを見ていたお坊様が(ご住職かどうかわかりません)
突然、私に「アンタ、100歳まで長生きするよ」と言われたのです。
夫も娘も聞いていました。周りの人たちが振り返りました。
あまりに突然の言葉でしたのでびっくりして、
「えっ!? あ、そうですか? ありがとうございます」と言いましたが、
その理由を訊く言葉が出ませんでした。
娘と、あのお坊様は人相見なのか? と言ってたのですが何ででしょうね???
この寺には、源義朝のお墓があります。
源義朝とは、去年の大河ドラマ(鎌倉殿の13人)をご覧になった方も多いと思いますが、
鎌倉幕府を開いた源頼朝の父、義経の父でもあります。
平治の乱で敗れ、都落ちして東国へ向かう途中、家臣の屋敷へ逗留した折、裏切られて湯殿で暗殺されたのです。
そのとき「小太刀の一本でもあれば!」 と
無念の言葉を残したという言い伝えがあって、
お墓のあるこの寺には、のちの世の人々が
供養のために小太刀が手向けられています。
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都落ちの途中の立ち寄ったり、休憩したりした土地には今も、(源氏)とか(源氏島公園)という地名が残っています。
源氏という地名は、幹線道路で誰もが目にしているはずですが、歴史に興味がない人にはなんでこの地名だろうと思われているかもしれませんね。
源氏島というのは、
当時は島で、源義朝主従が追手を逃れて立ち寄って休憩したそうですが、今は陸地となり、公園になっているようです。
(砦前)とりでまえ という地名があります。
織田信長が桶狭間の戦いのときに築いた砦の周辺は、道幅が狭いのに幹線道路のようで交通量が多く、誰もが知っている地名だと思います。
ここは以前、時々通った道ですが、(砦前)という地名に興味を持ちました。
(とりでまえ)と読めるといのも不思議だと思いませんか?
砦 なんて漢字、日常使うこともないし、時代劇それも戦国もののドラマや映画の中だけで見聞きする言葉なのに、今も尚、地名として残っていることが凄い。
この砦は、善照寺砦、丸根砦、鷲津砦のどれかだと思いますが、この辺りに住んでいるわけではないのどの砦前なのか? 詳しくは知りません。
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