「自分にできること」
2022シーズン静岡大学体育会系サッカー部副主将を務める小杉暖です。
私が入部してから2シーズンを経験しましたが、副主将という役職はいずれのシーズンも4年生が務めてきていました。なので、今シーズン副主将を務めると決まった時には、少し不安な気持ちもありましたが、2021シーズン副主将を務められた勇人さんと副主将とは何かについて話していく中で、自分にしかできないことが明確になりました。
新チームで自分にできることは、2つあると思っています。1つは、練習中の雰囲気づくりです。昨シーズンは、主将であったノブさんの熱い気持ちと声に引っ張ってもらいながら、まわりの選手も互いに声を掛け合っていい雰囲気で練習できることが多かったですが、コロナによってリーグが中断している期間や、思うように結果が出ない時期は、いい雰囲気で練習できていなかったように思えます。なので、今シーズンはどんな状況でも、自分が積極的に声を出し、うまくまわりを巻き込みながらチームとしていい雰囲気で練習できるようにしていきます。
もう1つは、他学年と積極的にコミュニケーションをとり、全員が同じベクトルを持ったチームを作ることです。私は、部内で唯一のクラブユース出身者です。私がかつて所属していたクラブチームでは、いい意味で学年の壁がなく、自分の考えていること、思ったことを伝え合える環境でした。1年生と3年生が普通にコミュニケーションをとることも当たり前でした。しかし、現在の静大サッカー部の状況を考えると、学年を超えてコミュニケーションをとっている選手が少ないように感じます。昨シーズンの途中から、自分の意見を積極的に言い合えるようなミーティングや学年を超えて関わりを持つことが意識されてきていますが、まだ足りないような気がします。そこで今シーズンは、新3年である自分が積極的に1,2年生、4年生とコミュニケーションをとり、チーム内で自分の意見を積極的に言い合うことができるようなムードをつくり、チーム全員が同じ目標に向かって突っ走っていけるようにしていきます。
副将 小杉暖