【卒部ブログ2020】「誰よりも近くで選手を見てきた」4年　東端美玖

『誰よりも近くで選手を見てきた』


　初めて静大サッカー部に見学に行った日、その日に入部を決め、それから4年間マネージャーとして大学生活を過ごしました。生活の中心がマネ
ージャーであり、4年生になった頃には毎日サッカー部のことを考えていました。

　正直、マネージャーはいてもいなくてもどちらでもいいと思います。それでも､私たちマネージャーがいることに価値を見出してくれたのは、監
督やコーチ・選手の保護者の方であり、なによりも選手のみんなだと思います。

　静大サッカー部の選手は本当に素直です。試合に勝った日は片付けがすぐに終わります。負けた日は時間がかかります。手伝ってくれる日もあれ
ばそうじゃない日もあるし、ありがとうを伝えてくれる日もあればそうじない日もあります。大変です。

　ただ変わらないのは、マネージャーは誰よりも近くで選手のことをみているということです。初めてメンバーに選ばれた人、試合で得点した人、
怪我をしている人、 約50人、その選手の姿をみることができるのはマネージャーの特権です。 
　1人でも多く選手のことを知りたくて、必要以上に話しかけてしまった後輩のみんな、ごめんなさい。

　これまで選手には何度も助けられ、支えるはずの立場の私が選手に沢山支えてもらいました。選手と話すことや少しでもサッカーに集中すること
ができるようにサポートすることが､本当に大好きでした。

マネージャーとして活動させてくれた選手のみんな、本当にありがとう。

静大サッカー部で過ごした時間は、楽しいことだけでなく、選手よりも長い時間グランドにいることも頻繁で、むしろ辛いことの方が多かったかもしれません。
でも、この４年間チームのことを信じ続けることが出来たこと、嬉しく思っています。みんなの喜ぶ姿も悔しがる姿も、いつでも思い出すことができるように心にとってあります。

監督、コーチ、先生、スポンサーの方、保護者の方、選手、先輩マネージャー、家族、後輩、同期の仲間、
静岡大学サッカー部を通して関わることができた全ての方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
東端美玖