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「サッカーの神様はいつも少しだけ僕に優しい。」

 皆さん、こんにちは。
 卒部ブログのラストを担当させていただく平田敦之です。

 まず、引退してから1か月ちょっとが経ち、みんなでサッカーしていたのが昨日のように感じます。「いいプレーを褒めようぜ。」という元気なお調子者の声や、ライバルでもないのにやたらとライバル視してくる藤枝産の天パゴリラ、不細工なのに俺の下位互換とか言ってくるキノコ頭の短足や数学科のかわいい陰キャ、ここでは話せないあんなことやこんなことまで共有しあった関西人や静大のアホ代表のきょうたと翔など挙げればきりがありません。そんな素晴らしい4年間とこれまでのサッカー人生を振り返りながら、今回は正直に今感じていることを書いていこうと思います。ラストということで少し荷が重いですが、漢検5級と頭がいいキャラだった自分を信じて精一杯書きます。最後までお付き合い下さい。注意です、この文章は3300文字くらいあります。休憩を挟みながら読むことをお勧めします。



 まずタイトルにある通り、皆さんは「サッカーの神様」を信じますか?
 別に宗教の勧誘ではありませんが、私はサッカーの神様は存在すると思います。
 そう思った理由は多くあります。高校時代はインターハイでゴールを決めれたり、チームをまとめる役に抜擢されたり、大学の1年の開幕から公式戦にでれたり、試合に出れなくなりそうなときにも試合にでれたり、キャプテンになれたりと挙げたらきりがありません。これを見たらきっと工藤優斗は「サッカーの神様がのぶさんに優しいは大げさだと思うわ。やっぱのぶさんあほやわ~」と思っているに違いありません。安心してください。ちゃんと説明します。インターハイのゴールは、当時私は夏のインターハイで引退しようと考えており、結果を残せたら冬まで続けようと思っていました。しかし私は控えの選手であり、控えの中でも序列は低く、出れる可能性がほぼありませんでした。0-1で負けている状況で残り時間は10分くらいだったと思います。急に監督に呼ばれ、普段DFなのに一回もやったことないFWででろと言われ、ロスタイムに私がゴールを決め、チームも勝ち、私も冬までサッカーを続けられました。大学入学後も、高校時代万年ベンチだった私が、1年の開幕戦から先発出場できたり、プレーの調子が悪くスタメンが奪われそうなときや怪我で出れなくなる時に、怪我人が出てたりリーグ戦が延期したりしました。また、キャプテンに就任した年に監督の交代があり、新しいことにチャレンジできる環境ができました。

 なんかいつもサッカーの神様は僕に優しんです。困ったとき、辛い時には手を差し伸べてくれ、誰よりも僕にチャンスくれ、ミラクルを起こしてくれました。そんなサッカーの神様になんか好かれた自分ですが、なんでかなと振り返って考えてみると、理由が3つあると思います。今から紹介するので、大チャンスをなかなか決めない神原君、しっかりメモを取るように。

 「きっと」サッカーの神様が好きであろう人
1.陰徳を積んでる人
2.自己管理がしっかりとしている人
3.常にポジティブな思考、発言な人

 1の「陰徳」とは人に知らせず密かに行う善行です。なんかかっこいい言葉ですが、そんなに難しいことではないです。ゴミが目の前に落ちてたら拾う、困っている人に手を差し伸べる、汚れていたら掃除を行うなどです。誰かが見てくれていなくてもきっとサッカーの神様は見てくれています。2は、生活習慣や食事、睡眠などです。栄養バランスや食事回数などサッカーで戦える肉体を作るための食事、次の日に疲労を極力残さず、120%で動けるような睡眠時間の確保などです。バイトやら友人関係で難しいところもあると思いますが、そこは気持ちで何とかなります。トップトップの選手はサッカーをプレーしている以外のところも気を遣っています。サッカーの神様も細かいところまで結構見ていると思います。3はどんなに苦しくても、どんなに疲れていてもポジティブな思考・発言をし続けることです。熱い気持ちを途切れさせてはいけません。苦しくても、辛くても自分を騙すくらいポジティブでいましょう。その前向きな姿勢や声を周りに伝染させましょう。サッカーの神様はきっと熱い男、いや熱すぎるくらいの男が好きです。



 勝手な持論ですが、この3つかなと思います。きっとこれ以外にもたくさんあると思いますが、まとめると気持ちです。メンタルです。精神論になりますが、サッカーの神様は気持ちで戦っている人、頑張っている人が好きだと思います。なので皆さん、気持ちでやり抜いてください。きっとサッカーの神様が少し優しくしてくれます。



 最後にはそれぞれにメッセージを残して終わりにしましょう。正直に書くので少し照れ臭いですが、あと少しお付き合い下さい。休憩される方はここで休むことをお勧めします。

 まずは後輩のみんな。本当に俺ってキャプテンなのかなって思うくらい生意気だし、絡んでくるけど、そんなみんなが大好きでした。たくさんダルがらみしてごめんなさい。2つだけ先輩らしいこと言わせてください。1つは常に挑戦し続けてください。新しいことを取り入れてください。変化の違和感を楽しみましょう。はい、ここできっと美咲ちゃんが「1つとか言ってるのに、3つ言ってんじゃん。のぶさんバカやん」とか思っていると思います。しかし、これらは全部繋がっています。人は挑戦や変化を怖がります。ついつい安定や現状維持に逃げたくなる生き物だと思います。しかし、安定や現状維持は後退と一緒です。常に挑戦し、新しい価値観や経験、考え方に触れることで人は成長すると思います。誰だって成長や変化には違和感を感じますがそれが自分を成長させてくれます。じゃんじゃん挑戦して、たくさんの成功と失敗から成長してください。2つ目は後悔のないように常にベストな選択をしましょう。皆さんご存じの通り、私は同じミスを繰り返すのが大嫌いです。このせいで、R君やK君など多くの人が辛い思いをしたでしょう。高校入学時に私は、中学時代に何でもっとサッカーに打ち込まなかったのだろうと後悔をして以来、後悔しないようにベストな選択をしてきました。なので大学4年間における後悔は1つもないです。今振り返ってみると、あの時こうできた、あんときもっとこうする必要があったなどはあります。それは、一通り終わって振り返ったからわかるものであって、当時の自分はそれがベストな選択であったと自信を持って言えるので、後悔はありません。皆さんはベストな選択ができていますか?自分の妥協を許していないですか?過ぎ去った過去を嘆くのは何の意味もありません。自分の出した選択に胸張って自信が持てるようにしてください。以上の2つが後輩のみんなに伝えたいことでした。
 PS.連絡くれればご飯でも飲みでもいきます。てか、行きたいです。インスタのフォロー待ってます。

 次にマネージャーさんたち。たくさんのサポートありがとう。雨の日も風の日も嵐の日もなに1つ文句を言わず頑張ってくれありがとう。こよみちゃんはその笑顔と天然さで、美咲ちゃんは切れのあるツッコミと美味しいポカリを作れるそのすご腕で、みなちゃんはずば抜けたカメラセンスと的確な判断と広い視野でこれからのサッカー部をよろしくお願いします。さくらはサッカー部で培ったメンタルでこれからも自分の夢に向かって頑張って下さい。最高のマネージャーさんたちでした。ありがとう。

 次に同期のみんな。本当に4年間ありがとう。特に最後の1年はたくさん皆に助けられました。自分勝手に色々進めちゃって、たくさん迷惑をかけました。みんながいたから最後までやりきることができました。一人一人にメッセージを書きたいところですが、浅沼がもうええてみたいな顔をしていると思うので、ご飯や飯一緒に行き、日本酒でも飲みながら語り合いましょう。

 最後にスタッフ方、スポンサー様、先輩方、両親、全ての人たちのおかげで成長できました。本当にありがとうございました。次のステージでも必ず大きく成長します。たくさんのサポートありがとうございました。

 以上卒部ブログでした。長くてすみません。最後までありがとうございました。

2021年度卒業生 平田敦之