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「仲間を信じる」

本日の卒業ブログを担当させていただきます、池田匡汰です。よろしくお願いします。
私は従兄弟の影響で幼稚園の年中さんからサッカーをはじめ、数多くの友人や先輩後輩、恩師に出会えました。特に静岡大学でのサッカーは自分を成長させ、苦しくも楽しいサッカー生活を送ることができました。

  大学1年生の初めての東海リーグでは後半30分くらいから途中出場したにも関わらず、大学生の体の強さに圧倒され、10分程度でベンチに戻ることになりました。また体の筋力や柔軟性が乏しく、3カ月に1回ほどの頻度で怪我をして思うようにプレーできないことが多かったです。そんな出だしの悪い大学サッカーでしたが思うようにプレーができなかったからこそ自分の足りない部分を見つめなおす機会になったと今では思います。実際に足首の怪我が多かったのでチューブを使い怪我予防のトレーニングを行ったり、筋力トレーニングを行い2年生の後半から試合にからめるようになりました。ここで最初で最後のシュートも決めれました(笑)。多分大河原翔よりもいいシュートでした。

  大学3、4年生では試合に出場するようになり、学年が上がるごとに責任感も増していきました。特に残留をかけて臨んだ中部大学との試合では自分が与えてしまったPKによって同点に追いつかれ、さらに追加点を決められ逆転されてしまいました。その時に僕の心は試合中にも関わらず完全に折れており、「もう戦えないから松尾さん代えてくれ」と思ってしまうほどでした。しかしチームのみんなが諦めずに戦い続けてくれたおかげで何とか同点に追いつき、残留することができました。最後まで諦めずに僕を起用し続けてくれた松尾さんや点を決めてくれた哲也には感謝しています‼今こうして満足した状態で卒業ブログを書いていますが残留できなかったらみんなにどんな思いでなんと伝えればよいか想像できません。相手にはPKを与え、自分はPKを外すというPKに対する苦手意識がぬぐえないままの引退となってしまいました。みんなもPKの練習をすることとペナルティエリアでファールしないように気をつけてください。

  最後になりましたが、ここまでのサッカー生活を支えてくれた両親やチームメイト、松尾さんをはじめとしたスタッフの方々には大変感謝しています。来年も厳しい試合が待っていると思いますが暖を中心としてチーム一丸となり、仲間を信じて勝利を掴み取ってください。応援に行きます。