One World:Together At Homeみました
先日、日本時間の4月19日(日)の午前3時から午前11時までの間、WHOとレディガガが発起人となってチャリティーコンサート「OneWorld:TogetherAtHome」が放送されました。新型コロナウイルスの治療にあたっている医療従事者を称え支援することを目的に行われ、世界各国のアーティストが参加し、この模様は全世界に配信されました。
チャリティというのがこのイベントの主旨で実際1億2,790万ドルもの支援金を集めたというニュースもありましたが、放送をみて医療従事者に感謝しながら家で楽しむというのもこのイベントの大切なことと思いながら、私は見る側で参加させてもらいました。(すみません、英語がわからずもしかしたら募金方法など途中で説明してたのかもしれないです…)
個人的にはチャリティーコンサートというとクイーンのボヘミアンラプソディでも採り上げられたライブエイドなど大規模な会場でのコンサートを思い出すのですが、今回は新型コロナウイルスで外出ができないため、各アーティストが自宅(自宅じゃないのもあった?)からお送りするといったバーチャルのコンサートといった内容でした。レディ・ガガを始め大勢のアーティストが出演しましたが、出演者が豪華だったので、私もイベントが発表された時点からこの日を楽しみにしていました。
視聴方法は色々ありましたが、私はAmazonプライムで、午前9時から11時までのメインのタイムを鑑賞しました。いきなりガガ様がトップバッターで出演したのにはびっくりしましたが、スタンダートのナンバー「Smile」のピアノ弾き語りでスタート。つづいて登場のスティービー・ワンダーもピアノで弾き語りし、先日亡くなったビル・ウィザースの「Lean On Me」を披露。そして印象的だったのがローリングストンズ! 4名がリモートで「You can't Always Get What You Want」を演奏。最初はそれぞれが思い思いの演奏だったのが、最後には4人の演奏が寄ってきてるのが感じられ、バンド演奏で盛り上げてくれました。そして印象に残っているのがテイラー・スウィフト。ピアノの弾き語りで「Soon You'll Get Better 」を披露。ほかのアーティストの華麗なピアノからは少し控えめな演奏でしたが、曲のタイトルからもわかるようにこのイベントにぴったりな曲で心のこもった歌を披露してくれました。このイベントとは別に寄付をしたりしているテイラーの個人的な思いが伝わって私も涙が出そうでした。
アーティストが自分の曲だったり、思い入れのある曲を選曲したり、それぞれの選曲で楽しませてくれました。また、アコースティックが多かったのでこちらもゆったりとくつろぎながら聴けたり、アーティストたちのリラックスした感じや息使いまでもが伝わってくる感じが普段のライブとは違う感覚でした。
アーティストの歌の間に、海外の医療機関のレポートも放送されました。海外のニュースというのは日本でみていると、自国で起こっている出来事と違い、どうしても遠い国の出来事でしか感じられなくてちょっとした温度差が生じてしまうこともあるのですが、こうして異国の言葉で異国の放送に直にふれると、世界とつながっているという実感が急にわいて、言葉はわからなくても今世界が置かれている状況が伝わってくるものがあるというのが私の感想でした。
見逃したというかたもYoutubeからもまだ見ることができるようですので、ぜひご覧ください。