見出し画像

死が現実身を帯びて決意したこと 50日目

笑顔が絶えない夫婦アドバイザー 静香です。

今日もお読みいただき、ありがとうございます!


体調不良から頑張りすぎの自分に気づき、もっと手抜きして生きよ~っと心に決めたのもつかの間、

子宮頸がんの検査のための手術がやってきました。

エコー検査で、「子宮の内側にもポリープがあるので、一緒に取って病理検査にだしましょう。」という提案で、全身麻酔のため2泊3日入院することに。なんと産後初の1人宿泊。ベットも1人で使って眠れる~!ちょっとワクワクでした。笑

有給がもう残り少なく、なるべく休まなくて済むように金曜半休で、午後から入院だったので、休みを取ってくれた夫に娘を託し、病院へ出発しました。コロちゃんのこともあり、検査をして陰性である事を確認してからの入院手続きでした。(私が退院した後にクラスターが発生していたのは衝撃でした。運が良すぎるぜ!)

研修中の看護師さんに代わる代わる実験台にされ(動脈からの採血で何回もミスられたのは痛すぎてちょっと泣きそうだった)、腕が穴だらけでしたが、病院食はそこそこ美味しかったのでチャラにしてあげました。


その夜、やっぱり不安で消灯になる前にノートを書いていたんです。

・娘とパパ初めて二人きりで丸3日、大丈夫かな……元気でまた会おうね。

・手術する必要あったのかな。今さら何をいうか!視点を変えて!二人目欲しいのになかなか授からなかったのも、ポリープ取ったら…あるかも!?キレイな子宮に戻って、これからよりハッピーマインドで生活して、子宮さんもどんどん元気になります。

・今までずいぶん長いこと「子宮なくなれ」「生理なんかいらない」と思っていてごめんね。女でいることを自分自身で否定してきたこと、謝ります。

・この手術を境に、女はダメと思っていた私とさようならします。33年間、今までの私ありがとう。これまでのことは全て必要な事だった。ありがとう。

・怖くないと言ったら嘘よ。でもきっと良くなる!絶対大丈夫だよ!!入院すら楽しんでいこー!

こんなことをノートで自己対話していました。こうなる前に気づけなかったのかなと後悔もありましたが、この時間があったからこそより自分に寄り添えるようになりました。


次の日の10時、手術の時間。

夢なのか本当なのか分からないんですが、全身麻酔で眠って目が覚める前かな?私が寝ている姿を手術室の上から見下ろしている視点だったの。不思議な感覚だったのだけど、目が覚めて生きている事にとてもホッとしました

今を生きていることに感謝して、もっともっと楽しもうと思えたのはこの経験からなんです。子どもや夫にいつでも会えるって奇跡。自分のやりたいこと出来るって最高!人生一度きりだったと、じわじわ~とすでに幸せだったんだな~と感じました。

今日はここまで。お読みいただき、ありがとうございます。