ベルギー留学:1月15日のテスト奮闘記
久々の投稿になってしまいました。
ベルギーのブリュッセル自由大学に正規留学しています。
今年は学部最後の3年生。6回目のテスト期間で、だいぶ試験の感覚も変わってきました。
大学1年生の頃から「テスト奮闘記」と名付けて、時々、テスト期間の様子を投稿していたのですが、ベルギーのテスト期間はまさに「奮闘」時期。一年生の頃は半分が落第、そのうち7割は追試かクラスの取り直しになるほど、大学で生き残るのがとにかく大変なのです。しかも、テスト期間は1か月半続きます。
特に一学期の期末試験は、12月と1月の寒くて暗い時期と被るので、1年目の初めてのテストは精神的に一番追い込まれました。
最近、「ベルギーの大学3年目です」と在住日本人の方に紹介すると、「えっ3年も大学生き残ったの?!」と言われるようになりしました。生き残っていることに私が一番驚いています。
さて、今回のテスト期間は、少し感覚の変化がありました。今まではテスト一本、朝9時から夜中の1時まで勉強するというスケジュールを組んでいましたが、今回は少し状況が特別です。なぜなら、テストのほかに、卒業論文の執筆、環境アクティビズムの団体の仕事、自主上映会の準備も並行しているからです。(それと気分転換にヨガと瞑想、逆立ち(?)、ギターも。)
簡単に言うと「テストが全て。生き残るので精一杯」の世界線から卒業して「次の可能性を広げるために、今できることは何か。今、何を学びたいのか」という視点から、テスト期間を過ごすようになりました。テストも学びもゴールがあるわけではなく、大きな流れの中の一過点に過ぎない。そのほんの一時に感情を全振りして、自分をジャッジしたり、誰かにジャッジされたり、怒ったり悲しんだりするのはもったいない。
テスト期間や大学に振り回されるのではなく、テストだけに集中できるこの「特別な」一か月半を利用するのです。
と言っても、やはり、テストはプレッシャーが大きいし、スケジュール通りに勉強が進まず、焦ることも多いですが。
近々、テストの過ごし方、テストのコツや勉強法、プレッシャーの対処法なども書いてみようと思います。
ではまた。