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写真日記|アートの島から

久々の一人旅。
大きめのリュックに替えのワンピース、スケッチブック、スケジュール帳、ペンなどを詰め込み、そわそわしながら夜が明けるのを待ちます。

羽田から広島に飛んで、そこからぐるっと岡山へ。目指すは瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島です。

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淡い色の海

高校まで北海道に暮らしていたから、海がずっと身近にありました。
私の良く知るその海は冷たく重いイメージがあるけれど、初めて訪れる瀬戸内の海は波が浅く、透明に静かな感じがして、なんだか心が和みます。

船に揺られること20分。見えてきました、アートの島、直島。

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バスもあるけれど、島内の移動でおすすめするのはレンタサイクル。
自然や集落の様子もたくさん観察できるし、美術館を巡るのに安くておすすめです。

久しぶりの自転車に乗り、心地よい風に当たりながらまずは今晩泊まるゲストハウスを目指します。古民家を改装した、どこか懐かしい感じがする古民家です。

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ゲストハウスの看板猫さんです

今回訪れたのは、

豊島美術館
地中美術館
家プロジェクト
杉本博司ギャラリー 時の回廊
ささやきの森
直島銭湯「I ♡ 湯」

こんなに一人黙々とたくさんのアートに触れたのは初めて。

面白かったのが、その多くは絵画などの展示物を鑑賞する形を取っていなくて
建物・空間自体がアートだったり、自身が主体的にアートに参加する形態であること。

地面に埋められた大きな白い箱型の空間から変わりゆく空を眺めたり、
真っ暗(ほんとに怖いくらい真っ暗!)な部屋で淡い光を楽しんだり、
水に浮かぶ透明な茶室の隣で和菓子を頂いたり、
雫の中のような空間で生きるように動き回る水を静かに観察してみたり。

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ゴミ箱から顔を出す空き缶さん

五感をフルに使いながら、
どっぷりアートに浸かったとても贅沢な時間でした。


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直島の夕日と共に







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