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ベルギー留学|暮らしの観察日記2.

イースター休暇が明け、授業が再開して2週間。

一コマ3時間の授業と、
エッセイ課題の提出と、
本格的に始まったインターン。

最近少しバタバタしているから、週末は土曜日のバイトのあと、彼氏が私の寮に来てくれるようになった(いつも私が彼の街に遊びに行っていた)。

日曜日から月曜にかけて一緒に勉強したり映画を観ながら過ごし、彼が帰った後、またバタバタの一週間を始める。

エッセイ課題やインターンと、慣れないものを一気に抱えたからか、
寝不足と疲れも相まって
心がすっきりしない日が続いている。

朝ランニングをしたり、寝る前に本を読んだり、映画を観たり、ギターを弾いたりしても、日に日に心が凝り固まってゆく感じ。

思い返すとここ一か月、誰かと一緒に時間を過ごしたり、授業をこなすばかりで
自分の時間をきちんと作っていなかった。

もうそろそろ時期かしら…
カメラを持って、知らない街をお散歩したり、
カフェでコーヒーを飲みながら一服したり。
たまには一人穏やかな時間を過ごすことも大切かもしれない。

今週末はそんな時間を持てたらいいな。

暮らしの観察日記

会話のキャッチボールと心

ここ数か月ずっと、友達と話すときになかなかリズムを掴めないことに悩んでいた。一対一や3人での会話は問題ない。分からないことがあればすぐに聞き返すことができるし、相手も私のリズムに合わせてくれる。けれどこれが4人以上になると難易度が一気に上がる。会話のキャッチボールが日本人同士の感覚と異なるように感じるのだ。何か話したくても、会話に入るのがなかなか難しい。

けれどイースター休暇が明けた後、久々に友達と再会したことが嬉しくて、授業の合間や帰り際にたくさんお話した。
今まで感じていた会話への苦手意識が一気に消えて、ポンポンと、会話が軽やかに進む感じ。

相手の話を聞くのがすごく面白かったし、相手ときちんと向き合うと、相手も私に興味を持って耳を傾けてくれていることが伝わってきた。

「そうか、(英語で)上手く会話できるかどうかなんて重要ではなんだ」

大切なのは「あなたのことをもっと知りたいです」という心なのかもしれない。

大げさかもしれないけれど、それは相手に対する愛なのだ。


今日のゲント。週に一度、ブリュッセルから電車で40分の町で授業を受けている。



「ありがとう」を伝える習慣

「大学、すごく楽しいなぁ」

イースター休暇後、2週間ぶりに授業を受けてふと思った。
友達との時間や遊ぶ時間も好きだけど、学問はそれとはまた違った、繊細で深い楽しみを与えてくれる。

大学に進学して半年間は授業についていくことに苦労したけど、英語が身に付くにつれて学問も深みが増してきた。その感覚がたまらなく面白い。

以前分からなかったことが
「あっそういうことか!」とピンと来る瞬間。
そして「ではあれはどういうことだろう?」と新しい疑問がふと湧き出る瞬間。

そうして次の探求がまた始まる。

知的好奇心は収まることを知らない。

「この大学に通うことができて良かったなぁ。ありがとう。」
と、幸せな気持ちになった。

この「ありがとう」という気持ちを、お世話になっている人たち、特に支えてくれている両親にきちんと伝えたい。

そう思って、授業を終えた後、
今大学で学んでいること、何が面白いか、どんなことに興味を持っているかなどを綴り、「ありがとう」という気持ちと共にメッセージで送ってみた。

両親から「伝えてくれてありがとう」という言葉が返ってきた。「応援しているよ」と。

想いと想いが繋がることは、とても素敵なこと。

「ありがとう」は
心を優しく暖めてくれる魔法の言葉。


ブリュッセルの街を歩いているときに見つけた壁画。写真のパネルが飾られている。



それではまた。
良い週末を。

















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