ベルギー留学:社会学とテスト日記
こんにちは、
ベルギーの大学に正規留学しています。
1月はExam Blockと呼ばれる、一か月半続くテスト期間の真っ只中。
1・2年生の時は政治学、コミュニケーション学、社会学の交差点を広く学んでいましたが、今回は少し特別。3年生に進級したときに専門分野を社会学に選択してから、初めてのテスト期間です。政治民俗学、Pierre Bourdieuの社会理論、医療社会学、社会人口統計学の4科目。加えて、卒論の執筆と中間提出。
社会学に集中して深く掘り下げるようになってから、内容も論理も一段と難しくなりました。一年生の頃は選択問題もありますが、3年目ともなると、テストは全てエッセイ方式、または口頭試験になります。
けれど、実は体感的には、1、2年生の時ほど厳しい感じがしていません。
「学問は、最初の入り口が難しいけれど、基礎さえ押さえれば、あとはどんどん楽しくなるよ」
1年生初めてのテスト期間で精神的にダウンしていた時に言われた言葉。その時は「こんなに難しいのに、さらに難しくなるなんて!」と絶望的でしたが、
理解すればするほど、さらに理解できることが増えて、学ぶのがもっと楽しくなるというものなのでしょうか。勇ましく3年目まで生き残ると、やっと社会学の本質を理解し始める領域に入ってきた気がします。
ということで、ベルギーのテスト期間はやはり厳しいですが、苦し紛れに楽しんでいます。あと1週間で全てのテストが終わるので、のびのびと勉強に明け暮れます。
ではまた。