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早期卒業のメリット

【導入】


私は次の3月に道内の大学を早期卒業します。
いわゆる法曹コースなる制度を利用した方法です。
春からは本州の他大学のロースクールに通います。

弊大学からの去年の早期卒業者の数は3名でした。
では、私が学年の上位3人に入るくらい優秀かというとそうでもありません。
至って人並みです。

では、なぜ早期卒業できるのか。

ズバリ要件を満たしたからに他なりません。
要件は
①GPAが80%を超える評価であること
②所定の単位を取りつつ卒業要件を満たしていること
③進学先の入学証明ができること

の3つです。

そこそこテスト前に勉強していればそんなに難しくありません。

むしろ、去年の早期卒業者が3人であることを不思議に思うべきです。
既に私の友達で早期卒業が確定している人は3人います。まだ未定な人も含めるとその倍以上把握してます。

ではなぜ、去年の早期卒業者が少ないのでしょうか。

要件を満たせなかった人も少なくないでしょうが、やはり何かやりたいことがあって学部4年生に進級した人がいるはずです。
どんな理由があるのか聞いてみたいですね。


【本題】

「モラトリアムを短くしてまで三年卒業する人の方がどうにかしてるんじゃないのか?」

あまりにごもっともです。

てことで私が早期卒業をすることにした理由について述べたいと思います。

私が早期卒業を目指し始めた1番大きい理由はなんかすごそうに思われそうだからです。すなわち承認欲求ですね。単純ですね。崇高な動機は後からつきました。

また、私にとっては早期卒業にデメリットが少なかったからということも挙げられます。

早期卒業のデメリットとは
①モラトリアム短縮
②司法試験までのタイムリミット短縮
ではないでしょうか。

①について
私は特に大学でサークル活動に打ち込んだりするでもなく、今しかできないことでやりたいことが特にありません。
むしろ、将来的にやりたいことがたくさんありその手段が司法試験でもあります。

モラトリアムが短縮されるのを怖がるのは、社会に出たらそれなりに真面目に生きる覚悟がある人だからこその感情だと思うんです。
私のキャリアデザイン的には、遠くない将来にまとまった遊び期間(修習とは別)が回ってくる予定なので、大学生活が最後の楽園であるとは思いません。
そう考えてることにも原因があるのかもしれませんが、私は遊びだけの日々が続くことに充実感を感じられません。
自己研鑽に勝る充実感を得られるアクティビティなら喜んでするでしょう。
幸か不幸か、私は大学生活でそういうものに出会えませんでした。
そして友達も多くが早期卒業するので四年生に上がっても今の友達とはその多くがお別れになります。

②について
「司法試験は合格率が40%以上あるのによりにもよって私が落ちるということはあるのでしょうか。」
という2年後の今頃の私に向けた格好のフラグのような自信があります🐵
私が本格的に勉強を開始したのが今年の2月から、予備校に入ったのが今年の5月から、と明らかに周りの人たちより遅いですが、今の時点でこの実力なら、来年の予備試験ではそれなりに戦えるくらいの実力がつくのではないか。まして一年半後の司法試験にもそれなりの確度で受かるのではないか。という希望的観測があります。
そうでもなきゃこんなギャンブルやってられません。
よって私にかかればタイムリミットの短縮はむしろ効率良く司法試験に受かるために有益なのです。


他にもキャリアの関係で出来るだけ早く司法修習を終えたいという気持ちもあります。
これについてはいつかまた書きたいと思います。

「生き急ぐ必要はない」という人がいますが、それについては私も同意です。
人生には人それぞれペースがあります。
私は目標に向かって努力することに充実感を感じます、そして30代までに成し遂げておきたい目標があります。
そのためには早く司法試験に合格しなければなりませんし、早期卒業もそのための手段です。
充実感のために生き急いでいるのです。

もしどこかで目標に挫折したりして生き急げなくなったらそれはそれでいいと思います。

だからあくまで「私が」早期卒業をする理由なのです。
人に薦めるかどうかは完全に別問題です。

お疲れ様でした。

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