カリフォルニア最低賃金はどんどん上がっている
起業話はちょっと休んで、アメリカあるあるその1を書いてみる。
その1:最低賃金について
その2:チップについて(明日の予定)
今回はまず最低賃金について書く。アメリカは州によってまたはエリアによって最低賃金がずいぶん違う。これは日本も都市部と地方によって違いがあるだろうから同じかもしれない。
カリフォルニアの最低賃金っていくら?
今、カリフォルニアだと最低賃金は13ドル。来年の4月には15ドルになることが(2017年には)サインされている。上にも書いたようにこの金額は州によって違う上、エリアによっても違うので、サンフランシスコだとすでに最低賃金は15ドルである。それでもサンフランシスコで時給15ドルでどれだけの生活ができるのかは”?”だ。
15ドルは日本円で換算すると1500円以上(多分1ドル110円ぐらいだから)にはなる。週に40時間働くとなると、月2400ドルだ。サービス業になると+チップなので4000ドルぐらいになるんじゃないだろうか。もしかしたらもっとかもしれない。
月に40万円以上と言えば良さそうにも思うが、これがどうして生活は難しい。
レストランではどうだ?
また時給15ドルとなるとレストランオーナーは従業員を雇うのにお金がかかり、潰れてしまいそうなところも出てくる。噂ではあるがうちの近所のイタリアンレストランでは、皿洗いの人を排除し、ウェイトパーソンが仕事を兼ねるようにしたらしい。
そう言いながら繁盛しているレストランは多いし、アメリカ人は、よくレストランに行く。私はというと最近独りリセッション中で、ほとんどレストランへ行くことはなくなった。本当にない!そりゃあ、カフェやファストフード店へ行くことはちょっとだけある。(行くんかい)本当にたまにである。
チップは勿体無い
チップはもったいないと思うのは私だけではないはずだ。明日書くが、やはり、日本のように事業主が払うべきものを払うべきである。なぜ、私たち庶民がウェイトパーソンにチップと称して余分なお金を払うのか?
アメリカよ、チップ制度を無くそう!
ただ、明日、書くがウェイトパーソンからの面白い話もあるので、一概にダメは言いづらい。(面白い話を得るためか?)
なんとアメリカの最低賃金は・・・
ここまで書いてアメリカの最低賃金っていくらだろうって気になり調べてみると、なんと、たったの7.25ドルだ!
自分の目を疑ってしまった。本当に2020年の資料か?やっぱりアメリカは広い。
勝手にサンフランシスコと東京を比べてみた
そして、日本の最低賃金の平均は約900円だとのこと。じゃあ、アメリカより日本の方が最低賃金は高いのだ。
しかし、日本だと都市部(東京)と地方の差があまりないようだ。東京の最低賃金が約1000円だから。と言うことは、東京は住みにくいのではないかな?
だって、かつて住んでいた、そして今も義家族は住んでいるサンフランシスコを東京と比べると、都市的にはあまり変わらないのではないかと思う。そんなサンフランシスコの最低賃金は15ドル(円に両替すると1600円はもらえると思う)で東京のそれは1000円(1000円をドルに両替しても9ドルぐらいにしかならない)
日本の都市部で生活するのは大変そうだ。実家でもないとやっていけないのじゃないかな。