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【AKRU】裏話「偶使ー人形遣い」前編(『青騎士』第9B号 KADOKAWA)発売中!

【台湾人作家・AKRUの本領発揮! 日本統治時代の空気溢れる台湾怪異奇譚】

舞台は日本統治時代の台湾・台北。
ある事件以降、記憶を失った台湾人の少年・真(シン)は、日本人家族に引き取られる。行方知れずの兄のことを思い出せない焦り、慣れない日本人幼稚園での生活に真はふさぎこみがち。
そんな時に「私は使い魔。真は自分の主」と言う、怪し気な悟(ゴー)が現れる。孤独な少年の側に寄り添うそれは、果たして本当に味方か? それとも――?

レトロな台北の街並みを、鬼神たちが跋扈する! 台湾人作家だからこそ描ける台湾怪異奇譚、前編は『青騎士』第9B号に掲載中です!

AKRUさんの代表作『北城百畫帖 (カフェーヒャッガドウ)』でも描かれた、1930年代の台北が舞台の本作。台湾人と日本人が共に暮らしていた当時の空気を感じることができます。

『北城百畫帖 (カフェーヒャッガドウ)』の姉妹作といえるこの作品は、シリーズ化を予定して始めたということもあって、キャラクターも多彩。そしてみんなひと癖あるという。

真の幼稚園の和尚・光和(こうわ)に、怪しさ満点のおもちゃ屋・阿關(アーグァン)

後編では『北城百畫帖 (カフェーヒャッガドウ)』のアノ人も登場! AKRUさんファンにはたまらないお楽しみがあるんです。

こういうクセの強い大人たちに囲まれてると、真のいじらしさが際立ちます……。そんな真も秘密がいっぱいで、一筋縄ではいかないのですが。

いよいよ台湾も観光客の受け入れ再開予定を発表し、日本からも旅行できる気配が濃厚になってきました。この時代の資料を大量に読み込み、台湾の風景と、そこに生きる人々の心を丁寧に映しだした「偶使ー人形遣い」で、台湾の空気を感じながら、その日に備えてください!

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