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【AKRU】裏話「薬行者」(『青騎士』第7B号 KADOKAWA)発売中!

【少年と少女の、ひと夜の冒険に胸キュン】

龍を探す旅の途中、満月(まんげつ)は山賊に追われていた少女を救う。妖怪のねぐらとして山賊からも恐れられている山を抜けるため、満月は少女の手を引き導いていくが――。
龍を巡るオリエンタル・ファンタジー『龍行旅』シリーズ第4弾は、『青騎士』第7B号に掲載中!

今回は満月が大活躍! あれ? 朔(さく)は…?
朔は「とある事情」で今回はほとんど出てきません。その事情は作品でご確認を。

思えばこれまでは、朔が主体で動いてきて、満月は朔のフォローという感じでしたが、満月だって受け身な子じゃないことは、感じていただいてたかと思います。朔のボケに、すかさずツッコんだりしてますしね(笑)。

さらっと核心をついて、朔をドギマギさせる満月(「火の里」より)

「AKRUさんって、女性キャラには興味ないんですかね?」と聞かれるほど男性率が高い龍行旅シリーズですが、今回は可愛く凛々しい少女が登場するのも見どころです。
(朔は、厳密には男性じゃないんですよ。龍には性別がないんですって)
少年と少女の関係もリリカルで、これまでの作品とはまた違う味わいが。

なんて可愛いふたり! 満月が少女を慰めるシーンも胸キュンです

今回の満月の少女への行動は、満月自身の想いと同時に、前作「山鬼」でふたりの旅の道連れになった紫(ゆかり)も大きく関わってきます。

霊力が弱くなってしまった紫を、朔と満月は旅に誘う(「山鬼」より)

実は、前作「山鬼」は長編だったので掲載を見送ろうかとAKRUさんと話していたのですが、そうすると「薬行者」での満月と紫の関係が分かりにくくなるね…。どうしようか…。よっしゃ、「山鬼」を前後編にして掲載してもらおう!
――という経緯がありました。柔軟に対応してくださる『青騎士』編集部に感謝です。

なので、「薬行者」だけ読んでも問題はありませんが、「山鬼」も読んでいただければ、より一層作品への理解が深まるかと。『青騎士』はバックナンバーも購入できますので、ぜひ!

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