有害?なケモノの捕獲。 #狩猟
こんにちは。口永良部島のケイです。
茨城で農業をしていたときに、興味で取った狩猟免許。
活かすことなく2年が経ちましたが、ついに昨日、初めての狩猟を行いました。
都会で生まれ育った僕は、子供の頃、父親が「山に行って鹿とあった」という話をしてくれたとき、とても興奮したのを覚えています。
鹿や猪などの大型の野生動物は、コンクリートに囲まれた生活とは無縁すぎて、
「増え過ぎないように捕まえて殺す」"有害鳥獣駆除"というワードを聞いた時、
え?残酷すぎない?人のエゴじゃない?と感じていました。
昔はオオカミがいたり、ジビエが特別ではなく、人の生活圏と動物の生活圏のバランスが取れていたんですかね〜。
口永良部島では、人口約100名に対し、鹿がその数十倍はいると感じています。
畑を荒らしにきたり、ダニやヒルを増やしたり、山を丸坊主にしたり・・・
島のガイドさんに案内してもらって山に入ると、鹿が食べない木々のみ成長し、その他の幼木は食べられていて、森林の世代交代が断ち切られてしまっています。
島に住み、実際に経験してみて、有害鳥獣捕獲が必要だと感じました。
ただ、命を頂くからには、何か活用したい。
近年ジビエが少しずつ注目されてきていますが、食肉加工をするとなると、そのハードルはバカ高いです。
いろいろ調べながら、鹿・山羊の活用にチャレンジしてみます。
それでは〜。