阿寒湖と網走監獄からの大手町。
午前
11月30日(木)、5時30分起床。まだ眠い。でも、今日の午前中は振休にして、阿寒湖と網走監獄を観に行くことにした。2つを午前中に廻ろうとするとどうしてもこの日も朝早くから出発しないといけない。
シャワーを浴びて、部屋の中を片付ける。6時30分に出るつもりだったけど7時に変える。6時45分から朝ごはんを食べることができたので軽く食べてから7時に出発。
7時、出発。まずは阿寒湖に向かうことに。網走から阿寒湖までは約80㎞、2時間かからないくらいだ。今日はまた一段と寒い。-6℃だった。
8時45分、阿寒湖湖畔に着いた。マリモ幼稚園があった。園児が登園している途中で可愛かった。おもったよりもホテルや旅館が林立していて、こんなに観光地化されていることにびっくりした。ローソンやセブンイレブンもあった。
湖畔にいけるちょっとしたわき道に車を走らせた。雌阿寒岳がきれいに見える穴場のスポットだった。赤啄木鳥(アカゲラ)がいた。必死に木をつつきエサを探しているようだった。水草もあった。なんだろう。帰って調べてみたいと思う。
9時15分、エコパークミュージアムにも足を運んだ。なにぶん時間がないのでじっくり観ることができなかったけれど、マリモやイトウなども飼育されていた。
9時30分、阿寒湖を後にする。今度はもう少し暖かい時期にじっくり訪ねたいと思った。雌阿寒岳にも登ってみたいけれど、北海道の山はヒグマがやはり恐ろしい。
来た道を戻って網走監獄へ。途中、オジロワシを観ることもできた。
11時15分、網走監獄博物館に着いた。かつて大学生の時に行ったような気もしたけれど、記憶違いかもしれない。まったく覚えていなかった。
しかし、真冬前の平日午前中の網走監獄博物館。ほとんど人はおらず貸切状態だった。そして寒い。犯罪者とはいえ、こんな寒いなかで投獄され、且つ、真冬でも外で重労働させられたそうだ。北海道の開拓の祖は屯田兵でもなく囚人だったことを初めて知った(※もちろん狩猟民族だったアイヌの人たちがそれより前にいた)。
網走監獄の寒さは「囚人にはなりたくない」のひと言だった。
しかし、網走監獄を脱走した人たちの物語は興味深い。そりゃあ、脱走したくなる。政治犯が多かったことも驚きだった。時代を現している。脱獄犯には驚異的な能力を持っていた人もいたそうだ。これもまた興味深い。
昼
13時、監獄食堂と呼ばれる食堂で「監獄ランチ」なるランチを食べる。普通のホッケ定食とサンマ定食だった。チームメイトがどうしてもというので付き合ったけれど、まぁ、正直、食べなくても良いと思う。
午後
13時30分、網走監獄博物館を出る。14時45分の飛行機に乗らなければいけない。女満別空港までは30分もあれば着くが意外に時間がタイトだった。
レンタカーを返したり、手荷物を預けたりして無事に搭乗。
14時40分、定刻どおりJALの翼が飛び立った。途中、午前中に行った阿寒湖と雌阿寒岳がきれいに見えた。
16時40分、羽田空港周辺が混雑していたらしく、少し遅れてランディング。バスで移動。往路もバスだったけど、女満別便はバスが基本なのだろうか。地味に疲れるからやめてほしい。
17時20分、京急に乗る。日本橋を経由して大手町へ。
夜
18時20分、大手町の「鞍手茶屋」で夜ごはん。うどんとお餅。お餅は納豆にした。ここ、美味しい。岩手県は一ノ関周辺に縁のあるお店なのだろうか。
19時、勉強会と懇親会に参加した。よい出会いもいただけて良かった。22時、帰路に着く。
23時、帰宅。出張に持っていたものを片付ける。さすがに疲れた。
24時、就寝。
【おわり】