雨だって良いじゃない
今回は曲題の通り、6月・梅雨・雨をイメージしたものになっています。
まだまだ意識するには早い時期ではあるかもしれませんが季節的なテーマでやろうとするとそれくらい先走っちゃう傾向です。
ちなみにストリーミングは2024/06/01に始まります。
なんだろうね、、、それまで動画も我慢しておけば良いのに、、、
そういうの我慢できないんだよなぁ!
まだ4月なのにね?
曲について
今回作るにあたっていくつか自分に縛りを入れてます。
・歌詞はリピートありに挑戦
・ラジオボイスを久々に使う
・トラック、音色は足し算に逃げない
歌詞
いつもは「絶対繰り返しなんて事しないもんっ!」なんていう
良くわからないプライドを出してたんですが
今回はそういう変な頑固は取り払ってみました。
そもそも作詞能力ある訳でもないのになぜ拘るのか。。。
歌詞自体はデモというか初版の降臨メモ段階で頭サビ部分が出来ていたので
そこから無理矢理押し広げました…
あとはとりあえず知ってる+使いたいワードを押し込んで…
また、2コーラス目に出てくる「霖」ですが「ながあめ」と読みます。
この一文字で検索しても意味が出てくるので是非調べてみてください。
日本語の深さ?面白さ?を改めて実感できるかもです。
実はこの漢字は常用漢字表外なので変換しようとしても
簡単には出てこないと思いますし
「長雨」と書かれることの方が一般的だと思います。
では何故かこれにしたのか?何となく情緒感じるから(震え声)
深い意味は無いです。
また、歌中では意図的に「ながさめ」と発音させています。
と言うのもこれは方言なのか自分の周りだけなのかは不明ですが、
こちらの発音のほうが自分にとって馴染みがあったためです。
秋雨をあきさめと言うのと同じ感覚だったんでしょうか。
本来の言葉として正しい発音ではないと思います。ユルシテ…ユルシテ…
ラジオボイス
1年前の自分の曲はどうだった?と彼方道を聴いていて
ラジオボイス加工したボーカルを使っていたので
去年の自分に対する挑戦の意味を兼ねてます。
あと、こことあそこで使ったらちょっと面白いかなぁ?
というのもあったので!
トラック
多分、この1年で自分が作った曲の中では最小トラック数だと思います。
いつもはトラック・音色・音数を深く考えずに勢いだけで増やして誤魔化すというあまり宜しくない道に逃げていたので一度くらいはそういった事に抗ってみようという意思表示です。お陰様でミックスがいつもより楽でした。
途中、カッティングしたギターを録って入れたりもしたけど
大して上手くも無いのに変なところでギタリストプライド出してもね…
とか色々と我に返れたので消し去っています。
あと、ド派手なSEや細かいシンセも足したい欲が出てきても
こんだけ硬めの音入れてるならもういらなくない?とか。
ちなみに個人的なお気に入りは
2コーラス目Aメロ後半(「セピアな街も〜」の部分)で
Pluckバトルみたいになっている部分ですw
プロジェクト
本当にシンプルな感じです。
レイヤーしてたりするのもあるので実トラック数はこの見た目よりは
ちょっとだけありますがそれでもVocal・バストラック含めて35くらい。
正直これくらいが本来は丁度良い感じなのかもしれません。
トラック数が多ければ良いってもんじゃないなぁって。。。
主な使用プラグインも
シンセはAvenger、Nexus、EssensePlusを主軸に
エフェクトも大体はDAW付属です。(というか今回は使用数もすくない)
全体的に「いつも色気付こうと無駄にやってるあれこれをしない」を
上手いこと体現できたんじゃないかなーって思ってます(思いたい)。
秘話的なもの
実は例の活動用に作っていた楽曲のプロジェクトが壊れた際、
全てを捨ててこちらに入れ替えようと思ったりもしてました。リリース目標時期とテーマの具合も丁度良かったし。
最終的には泣きベソかきながらそのまま継続して納品まで辿り着けたので
現在に至っていますが、もしかしたらこの曲がコンピに収録されている世界線もあったかもしれないですね!