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ばちクソひくい。②


🗝️極めつけは、元旦那。

彼も自分はモテるって知ってるから自分に自信があったと思う。
若い頃は、ずいぶん遊んでいたみたい。

その事を隠すこともなく、普通に話してくれていた。彼の自信とか自慢だったのかな?彼にとっての普通だったから、気にせず話してくれていたのかな?

そんな彼とひょんなことから出逢う。

付き合うって、なった時は彼の方がお熱だった。
一目惚れしたと言ってたな。
すぐに、結婚の話をしてきて盛り上がっていった。

その後、順調に交際して3年で結婚した。

例のごとく、尽くすオンナが発動して
いわゆる良い妻だったんじゃないかな?家庭のことはなんでもこなした。

悲しかったのは、アパートの部屋にGが出たとき。
私は、まぢでキライなのもあって
悲鳴をあげた。

「きゃーっ」って
少しばかり可愛らしく…

だけど、夫の反応は悲しすぎた。

涅槃像のように横たわってテレビを見ながら

「殺虫剤買ってくればいいぢゃん」

こちらの様子を見るわけでもなく
しれーっと。

まだ新婚だったのに…
全然、助けてくれなかった😢

虫がキライなら一緒に騒いだってよかった。

やっつけてくれたら…カッコいい✨
やっぱ私の旦那さまステキ✨

とゲンキンに喜んだと思う。

だけど、あっさりその期待は裏切られた。

そのあと、ムシャクシャしながら
ホームセンターまで殺虫剤を買いに行ったのを覚えてる(笑)
もう20年以上前の話だけど、これは忘れられない。

まだ、妬んでるのか?(笑)

いやいや、こんなオトコでも

私は悲しくも愛していたんだわ。あの頃は。だから、多大な期待をしてしまってたんだろうな😅

🗝️夫の家族


私から見てちょっと風変わりだった。
家族は仲が良かったと思う。
私は外部のニンゲンだから、付き合い出した頃家に連れて行ってくれて
はじめまして。の時は歓迎されたし
大丈夫。仲良くやれるかも。
って、ぼんやり思っていた。

何度か伺うようになって、食事もした。

衝撃だったのは、夕飯のお魚を食べるとき。
お義父さんが、せっせと魚の骨をとって
差し出した。
小さい子でもあるまいし。
頭を「?」が沢山よぎった。

どうやら、魚の骨を父がとって、家族はそれを食べるのがココの家は常だったよう。
「骨とったから食べな。」と言われた。

私の心情としては
『まぢか。これ、食べないとダメ?
断ったら、嫌な思いさせちゃうしな😅
わぁー。これは、ナイわー。』

結婚する前に起きたこの珍事。
分かっていたのに、なぜ結婚したんだろ(笑)

ニコニコ笑みを浮かべながら、こちらの様子を見ているお義父さんがいる。
箸を進めるしかなかった。
「ありがとうございます。美味しいです。」と、嘘八百に嬉しそうな笑みを浮かべながら食べた。

これ、30年前近い頃の出来事だけど
私はとても抵抗があった。
直箸で同じお皿のものをつつくのと同じかもしれないけど、なんか違うんだよな~😅

結婚してから、夕食にサンマの塩焼きを出したことがあって。
まぁ。よくある普通の献立で魚をだしたと思うんだけど…
ただ塩をふって焼いた、まんまのサンマ(笑)

夫は「なに?これ?」と言った。

食のギャップ。といったら良いのかな。
後から知ったのは、夫は骨のある魚が苦手なこと。だから、義父がとってあげていた。らしい?

大人になっても続けてたのは、愛情なのか?よくわからないけど…

私は逆に子供の頃から、自分で出来るように訓練?されてた。
上手くはないけど、ひとりでサンマとか骨とりながら食べられるよ😅

骨が苦手と聞いてなるべく切り身を使うようにはしてた。
そうでなくても、骨とりをちゃんとやったわよ😅
だけどもよ…
面白いのが、夕飯に魚の出るときは帰りが遅くなっていたこと。
肉→魚→肉→魚と順番に出すことを意識していたこともあるけど、必ずしもそうはならないのにちゃんと魚の日は遅い(笑)
めっちゃ、魚アンテナ📶が敏感に反応してたんだろうな😅
よっぽど食べたくなかったのかな?

お寿司は好きなのにね🤣

🗝️夫には妹がいる。

彼女は、まぁ破天荒な女性だったな。
はっきりした性格で好きと嫌いをまざまざと見せて、人に遠慮とか無さそうな性格。ある種の女王気質的な。
あからさまに、父親が溺愛して甘やかしていたのを何度もみせられた。

彼女は私が結婚するまでに二度の結婚をした。
その後妊娠したのだけど、このときの態度がまた私を落とすキッカケになった。

つわりが酷かったから仕方ないけど。
そりゃないよね。と今なら思う。
てか、そのときも思った。

ふと、ある時にお義母さんが
「しずちゃんのこと、お義姉さんと読んだらどう?」
それを言ってたお義母さんは、なかば苦笑いだったと記憶している。
思ってもいないのなら、言わなきゃいいのに。と思わず思ったくらい。
お義姉さんと呼ばれることを別に求めてないし。

で。それを聞いてした彼女の行動がまた幼稚でエグイ。

「おえーっ」

どっちや?
つわりか?
それとも、そういう呼び方をしたくないからなのか?

そんな呼び方するの、
イヤなのはわかっていたけど、あまりにヒドイ反応に傷ついたのは間違いない。

🗝️お義母さんも、また然り。

嫁姑というのは、いつだって合間見れないものなのだと思う。
気の会う嫁姑がいるのもわかってる。
私には当てはまらなかっただけ。

結婚してからしばらくして、実家へ行ったときのこと。
台所にいるお義母さんに
「なにかお手伝いしますか?」
嫁だから、手伝わなきゃという使命感で声をかけた。
はじめは良かった。会話をしながら何やら野菜を切ったりしながら。

「しずちゃんは、スゴいわね。
他所さまの台所を手伝えるんだから。
私ならとてもじゃないけど、そんなこと出来ないわ~。」

なんとも、悪意のない屈託のない笑顔で。
ホントのところイヤミだったのか?
ホントにそう思ったのか?謎。

でも、これを聞いてから二度と台所を手伝うことはしなかった。

仲良くしていきたい気持ちからの行動。
好意をこんな形で、
無下にされるとも思ってなかったし深く傷ついた。
言い方よね~😅とは思うけどね。

善かれと思うことが、そうでない瞬間だったのかな…。


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shiz(しず)
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