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努力は仕組み化できる 自分も・他人も「やるべきこと」が無理なく続く努力の行動経済学

内容
息を吸うように始められ、気づけば習慣になっている。
「努力できる」を根性論ではなく科学的に考えよう。

「今度こそ、頑張ろう!」と決意したはずなのに、
気づいたら忘れてしまっていた…
そんなことはありませんか?

実は努力は、行動経済学や心理学の観点から捉え直すことで、
才能や性格に関係なく、仕組み化することができます。

・英語などの勉強で成果を出したい ・資格を取得したい
・子どもに勉強をさせたい     ・部下を頑張らせたい
・ダイエット・運動を頑張りたい  ・健康的な食事を続けたい
・5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底したい
・夏休みの宿題を計画的に終わらせたい
……このような悩みに効果を発揮する1冊です。

第1章「努力」を行動経済学で考える
「努力できる」を根性論ではなく科学的に考える
「転職するか、今の環境で頑張るか」迷ったときの合理的思考法としての経済学
あなたの「その努力」はいくら? ――努力を「金額」で考える
ダイエット、筋トレ、貯金、勉強…続けられずに後悔する前に

【第1部 努力が続く仕組みを作る】
「意志の力」はなぜあてにならないか
「運動習慣」と意志

第2章「努力が勝手に続く」4つの仕組み
01【フィードバック】で変化を自覚させる
効果的なフィードバックの条件とは?
02【フィードフォワード】でやりやすくする
「いい習慣」が定着する簡単な仕掛け
03【努力の自動化】怠け心から自分を守る
04【教育の力】で習慣を変える

第3章「努力を楽しむ」ことはできるのか?
01 努力を楽しめる人・楽しめない人
02 性格タイプ別「ご褒美」の与え方
03 努力せずにはいられない!? 「目標クリア」という快感

【第2部「ナッジ」で、頑張らずに努力並の結果を得る】
「サボりたい」――人間本来の欲求を逆手に取る

第4章 必要な努力が無理なく続く2つのナッジ
01「デフォルト(初期設定)の力」を使うナッジ
02「他人の力」を借りるナッジ
「みんなの力」で自分も頑張れる

【第3部「努力を妨げるもの」との戦い方】
第5章「誘惑」と戦う
01「誘惑につい負けそうな自分」をコントロールする方法
02「未来の自分への宣言」だけで、本当に行動は変わるのか
03 意志の弱さを「計画内」に組み込む
第6章 【努力しない言い訳】と戦う①「今回は、運が悪かったね」
01結局は、「運の強さ」で人生は決まる?
運を信じる人ほど、実は不幸になりやすい
02「日本人の勤勉さ」を科学で測る
努力と運の世代間ギャップ
03「運がいい人ほど成功しづらい」? 調査が示す残念な結論
04「成功者は運を信じる」はいったいどこまで本当か
運と実力の思考バイアス

第7章【努力しない言い訳】と戦う②「(努力しなくても)何とかなるでしょ」
01 ポジティブさと努力――「ビジネス書の常識」を疑う
02 楽観主義で成功する人・しない人、その差はどこに?
実は2種類ある楽観主義 あなたは成功しやすいタイプ?

第8章「環境からの悪影響」と戦う
「人の誘いを断れない」「忙しくてできない」――努力しにくい環境への対処法
「心機一転」はリスクかチャンスか

第9章 他人からの低い評価に立ち向かう
01「努力を誰も認めてくれない」と感じたら 学術的な解決法
02 しかし人は、「一生懸命な感じ」にほだされる

【第4部 それでも頑張れなかったときに読む2章】
第10章 人はなぜ後悔するのか?
01「こんなはずじゃなかった」が起こる理由
02 後悔を減らす考え方
第11章「続ける=よい」「努力=すばらしい」は本当か
01「努力した」という事実が導く残念な末路
02「せっかく○○したんだから」と心によぎったときの処方箋

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