「サイキック免許更新センターへようこそ」【ネタバレなし作品紹介】
おはれった！
マダミス作曲家の紫雪レイです。
今回は、プレイアブルミステリーシナリオ第3弾の「サイキック免許更新センターへようこそ」をネタバレなしで紹介していきます！
■そもそもプレイアブルミステリーとは
「プレイアブルミステリー」って聞き慣れない方も多いですよね…！
公式サイトでは以下のように説明されています。
推理小説の世界に飛び込んで謎を解く楽しみを全身で味わう、新しいインタラクティブ型ミステリー。登場人物になって実際に事件を捜査し、推理し、提示された謎を解きながら、あなただけの物語のゴールに辿り着くこと。それが目的です。
マーダーミステリーやストーリープレイングが好きな方であれば楽しめるコンテンツだと思います！
■あらすじ
――白。意識を取り戻した時、あなたは真っ白な中にいた。
空からポンとケーキ箱を被せられたみたいに隔絶された箱庭の中で、
植物のようにただぼんやりと光を感じていた。『サイキック免許更新センターへようこそ！』最大限の親しみやすさと、それでいてどこか胡散臭いほどのよそよそしさを含んだ音声で、聴覚を取り戻したことに気がつく。『PSA公式マスコットのさいきぃです！更新をお待ちの皆様に、免許の仕組みについてご案内します。』徐々に光芒が収束して、視覚が戻ってくる。喋っているのは、ディスプレイに映るキャラクターだった。行儀よく並んだ横長のベンチ、天井からぶら下がる案内ボード……ありきたりな待合スペースは四方を真っ白な壁に囲われて唐突に途切れている。空間の中央には白衣を着た男性が倒れていて、背中には大きく裂けた傷跡が見える。リノリウムの床に、生々しい血だまりができていた。
死体を囲むように、あなたを含めて5人の男女が虚ろに座り込んでいる。『サイキック免許更新センターへようこそ！』唐突に、強い感情が胸中を襲った。
短い悲鳴を上げて怯える者、息をのんで慌てだす者……5人それぞれが、突然スイッチが入った玩具のように動き出す。溢れだす感情と状況が噛み合わず、あなたは狼狽えて立ち上がった。「……ここは一体どうなっているんだ？」――記憶がない。もてあますほどの激情は、記憶を失う直前、確かに自分が感じたものだという確信。
その他には、かろうじて自分の名前を思い出せただけだった。
必死に記憶を辿っても、自分が何者なのか、何故ここにいるのか、まるで思い出せない。『サイキック免許更新センターへようこそ！』閉ざされた箱の中で、場違いに陽気な機械音声が繰り返し響いていた。
■作品概要
オンライン専用公演
3時間半
5人固定(男性3、女性2)
密談なし
読み合わせ多い
捜査＆推理
料金 3,000円
必要環境
Discordとユドナリウム
(Discord内でYouTube再生)
■キャラクター
1 ソウスケ
30歳手前に見える男性。愛嬌のある顔立ちで小柄な体格。
2 アキラ
10代後半くらいの男性。明るい髪色にピアス。
3 ハヤシ
40代前半と思しき男性。がっしりとしていて背が高い。
4 サツキ
20代後半と思われる女性。フェミニンな印象。
5 ユキ
10代半ばと思しき女性。痩せ型で幼げな雰囲気。
■感想
・通常のマーダーミステリーとは少し違い、GMさんに聞きながら自由に捜査できるようなシステムになっています。TRPGのようなシステムが新鮮です。
・ユドナリウム盤面がとにかく凄い！没入感の高い体験ができました。
・推理重視の作品でした。細かい要素に気が付き、だんだんと真相に近づいていけるところが楽しかったです。
・有償公演(1人3,000円)のシナリオで予約が必要な作品です。メンバー集め等開催までが大変かもしれませんが…それでもプレイする価値のある作品です！
・比較的クセが少なく、演じやすいキャラクターが多いため、ロールプレイが苦手な方でも楽しみやすいかと思います。
■こんな方におすすめ
没入感の高い体験がしてみたい方
TRPGが好きな方
推理が好きな方
■アーカイブ
ネタバレを含みますが、マダコーメンバーでプレイした際の配信のアーカイブが残っていますのでプレイ済の方やプレイしなくてもよい方はご覧ください！
ご興味を持った方は、こちらの公式サイトよりご予約してみてください～
それではまた次回の記事でお会いしましょう、
おつれった～！
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