余白の魅力
久しぶりの投稿となってしまった。
3月末に業務内容が変わってから、怒涛のように仕事が降ってきて、心身ともに余裕がない毎日。
そのお陰か、周囲が考えているよりも早くある程度のものになったようで、何とか一戦力になれたのかなと安心したところだ。
自分の中でも、何かすとんと落ちるような、急に頭の中が凪の状態になったのは、仕事が心身に馴染んだからなのだろうと思う。
やっと、余暇を「計画して楽しむ」余裕が出てきた。
余裕が出てきたタイミングだからこそ、出来ることもあるわけで。
ちょっと作成を先延ばしにしていた同僚の結婚祝いを描きあげようと思っている。
写真も絵も、余裕のない時に着手したくないなあと思っていて、入籍に間に合うタイミングで心が凪いでくれて本当に良かった。
余白がないものって、相手方の余白も荒らしてしまう気がするから。
美的感覚は、人の数だけ存在するから、自分が正しいとは思っていないけれど、
私は、人も写真も絵も文章も、絶妙な余白がある方がより魅力的だと思っている。
何事にも上手く見せるロジックは存在するけれど、最後にその魅力を決定づけるのは、その人が持つ余白へのバランス感覚なのかなと。
「余白」と言っても、ただ白にするわけではなくて、気持ちを込めて引いた色のラインから滲み生まれ出るもの・・・ニュアンスとしては「余韻」に近いかもしれない。
私が余白に込めた思いを、相手が感じ取ってくれたら嬉しいと思う。
さて、気合を入れ直して向き合おうかな。
ご覧いただきありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。 緑川