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※1月21日更新※【#にじデュエマ】ファンデッカスがにじさんじコラボ「異次元の超獣使い」新カードをライバーさんごとに考察してみた【vol.6 葛葉さん編】


ご挨拶

こんにちは。シァリンです。普段は隅っこの方でいわゆるファンデッキを組んで、たまーにネットに記事を上げてキャッキャさせていただいております。

今回はタイトル通り、2025年3月15日発売のにじさんじコラボパック「異次元の超獣使い」にて収録されるカードを色々と考察していく企画です。

このコラボパックは、モチーフになったライバーさんごとにデザイナーズコンボが成立するように構成されているらしく、せっかくなので各ライバーさん単位で新カード考察をしていきたいと考えています。
新カードや再録カードが公開される度に記事を更新していくつもりなので、推しのライバーさんのデッキではじめてみたい! という新規の方はちょこちょこ覗いていただければ嬉しいなー、と思います。

割とにじさんじはミリしらなので、リスナーさん視点でこういう元ネタがあるよ! ということに気づいた方は教えていただけると幸いです、というコメ乞いをしたところで、お付き合いよろしくお願いします。

この記事では、ゲーマー吸血鬼・葛葉さんのカードについて考察していきます。

《血貴き侵略 ブラッドゾーン》

ソニック・コマンド/ヴァンパイア。ヴァンパイア!?
まさかの完全新規種族。今後増えていくのかな……。デュエマの兄貴分にあたる「マジック:ザ・ギャザリング」では吸血鬼が黒赤の有名なテーマみたいですね。
イラストがめちゃくちゃかっこよくて好きです。

名前からしてもうコッテコテの《レッドゾーン》派生ですね。当然「侵略」持ちなので、火か闇のコマンドでアタックするときに勝手に上に乗ります。
この色を両方持つ侵略者としては珍しく通常の侵略ですね。墓地や盤面からも行けるS級侵略[轟速]を持っていないのは、むしろ慣れてるプレイヤーほど要注意。

目につくのは異様に高いスタッツですが、パワー低下能力があるので実際には9000から12000くらいで使うことが多いでしょうか。
シールド枚数が多いほどパワーが下がり、またパワード・ブレイカーを持っているためブレイク枚数も変動しますが、最大パワーでも4枚しかシールドを割れないのはちょっと可愛い。
ただこれはカードデザインとして疑問符が残るので、新規カードにヴァンパイア指定のパンプアップがあるのかもしれません。

メインとなるCip(登場時効果)は、2枚まで盾を手札に加え、それと同じ枚数、相手にセルフハンデスを強いるというもの。
……《復讐 ブラックサイコ》?

なお、盾に行く場合は単純な手札交換となりそうなので、「手札を枯らす」というよりも「質を下げる」ことに重点を置いたハンデスですね。
まあ《虹速 ザ・ヴェルデ》に侵略できちゃうんですけど。

極めてシンプルに強力な能力だと思います。
既存テーマで相性が良いのは火闇系の【レッドゾーン】(いわゆるバイク)が真っ先に思い浮かびます。
《影速 ザ・トリッパー》《絶速 ザ・ヒート》など、優秀な侵略元のほか、《禁断の轟速 ブラックゾーン》《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》などの強力な侵略先もいっぱいありますし。

また、侵略ギミックを使い、且つ盾からカードを拾えるということで【火自然アポロヌス・ドラゲリオン】でも活躍が見込めます。
特に《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》が殿堂入り(1枚制限)してしまったので、シールドに落ちてしまった際の救出手段となりつつ、相手に手痛いハンデスを叩き込めるのは優秀ですね。

……【アポロ】がハンデスしてくるかもしれないと考えたら凄いイヤだなぁ……。

また、この文明で自身の盾を減らすと言うと、【邪王門】系デッキも考慮に入れた方が良さそうです。

シールドから手札を補充しながらガンガン攻め込み、《百鬼の邪王門》などで守りも固める【火闇邪王門】は、デッキ戦略としても《ブラッドゾーン》に合っていそうですね。
また、【レッドゾーン】と共有できるパーツとして《影速 ザ・トリッパー》があります。つっよいんだこれ。

変わり種の採用先候補としては【水闇自然デッドダムド】にも対応していますね。侵略条件に闇のコマンドを含むため、《天災 デドダム》やすでに紹介した《虹速 ザ・ヴェルデ》を侵略元としつつ、これまた殿堂入りカードの《復讐 ブラックサイコ》の2枚目以降として動くことが可能です。

ただ、【デッドダムド】は決して受けが強いわけではないことや、想定しているゲーム速度が【レッドゾーン】や【邪王門】よりも遅いため、相性はやや落ちる気もします。
ハンデスしたいなら《修羅の死神フミシュナ》《絶望と反魂と滅殺の決断》で足りているともいう。
この2枚は極めて強力なので、逆に【レッドゾーン】や【邪王門】に採用してしまうのはアリかもしれません。

また、シールド回収能力はシールド・トリガーは使えませんが、《「涅槃」の鬼 ゲドウ大権現》《秩序の意志》が持つストライク・バックを起爆することはできます。

そのほか、本気の変わり種としては、シールドが減る度に発動する「オシオキムーン」能力を扱う【月光王国】とは以外にも相性が良いかも?

ただし「オシオキムーン」持ちに侵略した場合はその「オシオキムーン」効果は使えなくなってしまうことは要注意。侵略先と起動したい「オシオキムーン」は別に用意するなど、ややテクニックが求められそうです。
「オシオキムーン」そのものは強力な効果を保有しているものが一定数いるので、結構面白いゲーム体験は演出してくれそうです。

かなりまっすぐに強いカードだと思います。逆に言えば、戦術としての新規性や幅はこれから公開される新規カードに期待、という側面はあるかもですね。

《轟速 ザ・Re:ッド》

再録カードです。初登場は2021年ですが、「Re」の名の通りこのカード自体がすでにあるカードのリメイクカードです。
その大元に位置するカードがこちら。

やはりというかなんというか、侵略能力を活用する【レッドゾーン】デッキ(いわゆるバイクと呼ばれるデッキタイプ)が葛葉さんに用意された戦略のようですね。ただ今のバイクって速攻というよりも、強力なシールド・トリガーを複数採用して「踏ませる」デッキという側面はあるので、《ブラッドゾーン》との相性はどうなんだろ。やっぱりそこは《邪王門》なのかな……。

《Re:ッド》はガード・ストライクを持っているので、シールドから来た時に最低限の受けになってくれるのは嬉しいですね。
他に優秀な侵略元としては、すでにご紹介した《影速 ザ・トリッパー》や《絶速 ザ・ヒート》の他に、《轟音 ザ・ブラック GS》もいます。ハンデス効果もあるのは《ブラッドゾーン》とかみ合っている気がします。

あとは水文明が混ざりますが《超次元の王家》もよく見かける気がしますね。パンドラ・シフトで擬似的に2コストの初動として使えるのも魅力的。

《Re:ッド》自身と相性が良いカードとなると、《Re:奪取 トップギア》なんかも思い浮かぶでしょうか。

侵略先に目を向けると、すでにご紹介した《ブラックゾーン》やイブラヒムさんの記事でもご紹介した《レッドゾーンF》のほかに、元祖《轟く侵略 レッドゾーン》や小型を蹴散らす《覇王る侵略 ドレッドゾーン》、条件つき破壊耐性を持つ《超轟速 マッハ55》、残念ながら殿堂入り(1枚制限)ですが相手のシールドを1枚墓地送りにできる《熱き侵略 レッドゾーンZ》が思いつきます。

《ブラッドゾーン》との相性で考えるなら、手札消費が激しいながらも大きな爆発力を生む《Dの侵略 クリム・ゾーン》も地味に採用候補になるかも。

《Re:ッド》自体はかなりシンプルなので、どちらかというとバイクの話になりましたね。

1月21日現在は他の葛葉さんのカードが判明していないので、パック内で提示される戦法を楽しみにしつつ、今回は一旦これまで。
次回更新の際にまたお会いできたら光栄です。

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