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※2月4日更新※【#にじデュエマ】ファンデッカスがにじさんじコラボ「異次元の超獣使い」新カードをライバーさんごとに考察してみた【vol.8 フレンさん編】
ご挨拶
こんにちは。シァリンです。普段は隅っこの方でいわゆるファンデッキを組んで、たまーにネットに記事を上げてキャッキャさせていただいております。
今回はタイトル通り、2025年3月15日発売のにじさんじコラボパック「異次元の超獣使い」にて収録されるカードを色々と考察していく企画です。
このコラボパックは、モチーフになったライバーさんごとにデザイナーズコンボが成立するように構成されているらしく、せっかくなので各ライバーさん単位で新カード考察をしていきたいと考えています。
新カードや再録カードが公開される度に記事を更新していくつもりなので、推しのライバーさんのデッキではじめてみたい! という新規の方はちょこちょこ覗いていただければ嬉しいなー、と思います。
割とにじさんじはミリしらなので、リスナーさん視点でこういう元ネタがあるよ! ということに気づいた方は教えていただけると幸いです、というコメ乞いをしたところで、お付き合いよろしくお願いします。
この記事では、コーヴァス帝国の女騎士・フレン・E・ルスタリオさんのカードについて考察していきます。
《聖霊龍王メルヴェイユ》
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僕は新カードの中でもかなり高く評価しています。いや、凄いよコイツ。
何が凄いかというと取り回しの良さが半端じゃない。
まず1行目にある「このクリーチャーを、自分のマナゾーンから召喚してもよい」って文言。これ凄すぎです。
デュエマは自分のターンに1度、カードを使用する前に手札から1枚をマナゾーンに置けるんですが、基本的にこのマナゾーンに置いたカードはそのゲーム中は使えないものと思ってもらって良いです。だから、マナゾーンからカードを手札に戻す、いわゆる「マナ回収」系カードが強力なんですが。
ところが《メルヴェイユ》はどうでしょう。なんかコイツ、自力でマナから召喚できるらしいんですよ。序盤にマナに埋めても必要なときにいつでも召喚できるのはそれだけで強力。
ハンデス対策にもなるので、ほぼ確実に《メルヴェイユ》をプレイできるのは嬉しいところです。
進化元になるクリーチャーこそ必要ではありますが、逆に進化クリーチャー故に召喚酔いがないため、出したターンにそのまま攻撃に参加できます。これも凄い。
というのも、デュエマにおけるドラゴンは、それだけである種の特権が与えられているんですね。
その特権の名は「革命チェンジ」。デュエマ史上、最強の能力の1つです。
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《メルヴェイユ》は即時打点になるコスト5以上のドラゴンであり、尚且つ文明も優秀であるため、特に強力な上の4枚全員に革命チェンジができます。
もうこれだけで「始まった」感があります。《プチョヘンザ》だけ若干相性が悪いかな?
一応、《メルヴェイユ》最大の特徴である他の味方全員へのパンプアップは革命チェンジをすると消えてしまうことだけは注意です。でも《ダンテ》か《ラフルル》で殴れば大抵の相手は苦しみながら死にます。これで社さんをわからせよう!
種族の話をするなら《ミラクル・ストップ》をG・ゼロで唱えられるのも良いですね。いまだと《ミラクル・ホーリー・スパーク》のほうが対象種族も幅があってかつG・ストライクも持っているので優位かな?
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バカにされがちな自軍パンプアップも相当強力。
さすがに6000のパンプは相当強力です。おまけにパワード・ブレイカー(パワーが6000あるごとにシールドブレイクの数が1増える能力)まで配ってしまう。これ、言ってしまえば打点が急に2倍になるのと同義なんですよ。
相当強力な能力だと思います。
出たとき効果のシールド送りも見逃せません。
シールド送りって、能動的に回収がしづらいのでかなり強力な部類の除去なのはもちろんなのですが、何故か対象が相手限定じゃないんですね。
これで前のターンにシールド・トリガーで出た自分のクリーチャーを再びシールドに送り直す……なんていうこともできます。《閃光の守護者ホーリー》とか《光鎧龍ホーリーグレイス》みたいな「絶対にターンが戻ってくる」系のトリガーを再利用したら結構嫌な顔されると思います。
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《メルヴェイユ》はとにかく取り回しが良くていろんな所で使えるカードなので、これ! みたいなデッキテーマは思い浮かびませんね。デッキ組む時にいっつも選択肢にチラつく系のカードだと思います。
一応、公式の紹介文では小型を並べて《メルヴェイユ》で一気にパンプアップするというデッキになる予定なようなので、そっち方面で考えてみましょう。
この文明で小型を並べるといえば、まずパッと思い浮かぶのは《MMM-ジョーキング》ですね。
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シールドがない状況で手札から出てくるブロッカーなのは勿論強力ですが、能動的に使用した場合でも「マッハファイター」能力で出てきたターンに相手クリーチャーにアタックしながら1枚引き、さらにコスト4以下のクリーチャーを展開できます。
ちなみにドラゴンなので、すでにご紹介した革命チェンジ四天王に対応しています。どひゃ~~~~!
小型を並べる《メルヴェイユ》戦略に相性が良いだけでなく、相手に《ダンテ》や《ラフルル》でロックをかけながら優位に盤面を広げていくのは面白そうですね。
他に思い浮かぶカードとしては《連珠の精霊アガピトス》でしょうか。
《メルヴェイユ》が自然文明を持っているとは言えコスト6はやや重いですが、シールド・トリガーで出てきた《光開の精霊サイフォゲート》で展開するというルートも取れそう。
ちなみに《アガピトス》は以前フレンさんもコラボしたスマホゲーム「デュエル・マスターズ プレイス」からの逆輸入カードです。
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光の小型クリーチャーには《ヴェネラック-F5》や《タイム3 シド》などの優秀なクリーチャーが多くいるほか、《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》のようなサポートカードも充実しているので、自分は結構期待しています。今は《シェケダン・ドメチアーレ》の方がいいかな?
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また、変わり種としては【暴拳王国】なんかへの採用も視野に入るでしょうか。
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まあ僕自身は十王編はめちゃくちゃ好きだけど唯一「アバレチェーン」は認めていない寄りの人間なので、多分やりませんが……。
というか、十王編のカードをオススメして喜ぶのはもうそこそこデュエマやってる人なんだよな。
ただ【暴拳王国】のカードが《メルヴェイユ》のデッキに出張して入ってくることは十分に考えられるので、ちょっと目は向けておいた方がよさそう。
《メルヴェイユ》の総評としては、派手な効果はないのであまり目立たないながら、デュエマ全体でも屈指の取り回しの良さで末永くデッキを支えてくれる、めちゃくちゃ良いカードだと思います。
たぶんこれから先、一生お世話になると思う。
《霊騎幻獣ウルコス》
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再録カードで……再録なのコイツ!?
元々はDCG版「デュエル・マスターズ プレイス」のオリジナルカードです。以前フレンさんがコラボしてくださいましたね。「プレイス」ではちょくちょくお世話になるカードです。
全然逆輸入されていないと思っていました。一応2023年にタカラトミーモールで発売されたコラボデッキで紙に逆輸入されていたらしいです。
「プレイス」では第8弾「極神創世譚」で初登場。紙でいうと2006年から2007年くらいのエキスパンションに収録されていたカードが調整等を経て実装された弾になります。
効果は、登場時に山札上から1枚マナ加速。2002年から存在する《青銅の鎧》の互換カードですね。種族がビーストフォークからアーク・セラフィム/ドリーム・メイトに変更され、光文明が混ざった分パワーが1000上がっています。
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ドリーム・メイトは2024年の人気パック「超感謝祭ファンタジーBEST」で強化された種族ですが、噛み合いという意味ではあまりかな……?
とにもかくにも、シンプルにアドバンテージを稼いでくれるカードではあります。強くはないけど弱くもない。《メルヴェイユ》との相性は良好と言えそうです。でも《Disコットン&Disケラサス》のほうが優位性が高い気がしなくもない。
闇文明を混ぜるなら《Disゾロスター》も対抗馬。火文明を混ぜてドラゴンを多めに採るなら《ボルシャック・栄光・ルピア》も優秀です。
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光文明が混ざっているため、上でご紹介した《アガピトス》《サザン》《シェケダン》のサポート対象にもなるのは嬉しいですね。
まあ3コスの1マナ加速クリーチャーなんて正直何使っても大して変わらんというのはあります。イラストが可愛いし、せっかくなので《ウルコス》を使いたい気はする。
光自然2色のカードは層が薄いので、こういうシンプルなアド稼ぎクリーチャーは結構嬉しい再録かも。
《彼方の絆》
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新カードです。美しぃ……。
山札の上から3枚を表向きにして、その中から光と自然のクリーチャーを1体ずつ手札に加えた後、光または自然のコスト3以下のクリーチャーを手札から出して、次の自分のターンのはじめまでブロッカーを付与します。
一見地味に見えますが、これは相当凄い。
まずこれ、このカード+出すクリーチャーで2枚消費しながら2枚クリーチャーチャーを回収してるので実質の手札消費が0なんですよ。これはかなーりありがたい。公式の情報でフレンさんのデッキ戦略が小型クリーチャーを大量に出すというものであることは明かされているため、「次のターンに出すクリーチャー」を常に手札に抱えておきたいんですが、見事にそれを補助してくれる。
さらに出したクリーチャーの出たとき能力(Cip)は当然使えるので、手札消費無しでさらにリソースを伸ばすことも可能。次のターンの展開がより強固になるわけですね。
回収するクリーチャーが文明以外に指定がないというのも素晴らしく、小型を並べた先の大型や《シェケダン・ドメチアーレ》などのリソース要員、それこそデッキリーダーの《聖霊龍王メルヴェイユ》なども回収に対応しています。凄くデッキになめらかさを与えてくれまね。使っててストレスを感じる場面が無さそう、というのはとても魅力的です。
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また、特に自然文明には低コストながら高いパワーを持つクリーチャーが複数種いるので、それらを踏み倒してドデカいブロッカーにしてしまうなんていう戦法も採れます。《デスマッチ・ビートル》とか《ベイB セガーレ》は、序盤の相手のビッグアクションを疎外してくれるのでオススメです。
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この手のクリーチャーは「攻撃できない」系のデメリットを持っていることが多いですが、光文明が混ざるなら《ダイヤモンド・ソード》などで攻撃に参加させることもできます。
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《ヴェネラック-F5》は相手ターン中にバトルゾーンを離れた時に開いてクリーチャーをタップできるので、実質2体止められるブロッカーにしてしまうことも可能です。そうじゃなくても滅茶苦茶強い。
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面白いコンボで言うと《禁断樹幹 WO-ZERO》なんかは、《メルヴェイユ》で封印を剥がせばパワー18000超のパワード・ブレイカー=4点の打点として運用できます。
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色を増やす方向で見るならば、上でもご紹介した《Disゾロスター》や《Disコットン&Disケラサス》などに加え《賢樹 エルフィ-1》などのディスタスたちとも相性が良いのも要注目ですね。
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ディスタスは、ディスペクターという大型クリーチャーが多い種族のサポートを得意とする種族なのですが、光闇自然のディスペクター(接続ディスペクター)には《鎧道接続 キング・マルバディアス》や《砕慄接続 グレイトフル・ベン》など、ディスタスをばらまくことができるものがそこそこいます。
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これにより、《メルヴェイユ》の基本戦略を損なうことなくクソデカクリーチャーを採用できるのは結構魅力的。《メルヴェイユ》でムッキムキになった《零獄接続王 ロマノグリラ0世》を立てて、難攻不落の軍団を生み出そう!
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《彼方の絆》、滅茶苦茶良いカードだと思います。光自然に救いの手……。
2月4日現在は他の親衛隊カードが判明していないので、パック内で提示される戦法を楽しみにしつつ、今回は一旦これまで。
次回更新の際にまたお会いできたら光栄です。