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犬猫の7歳はまだ
犬猫は、7歳以上になるとシニアになるんだけど
今の犬猫の7歳って、まだまだ若いよねー。
ぼくが獣医になった30年前は、犬猫の寿命は10年って言われてて
10歳になると「そろそろ歳だから」って言われることが多かった。
大型犬の寿命は7、8年で、8歳になると「そろそろ歳だから」って言われてた。
今は、大型犬でも15歳の子もいるし
小型犬や猫は20歳近くの子が多くなった。
そう考えると7歳ってまだまだ若いよねー。
7歳でシニアって言われるとまだ若いし
人でも50歳と言うと
まだ、若いのと同じ感じ。
ぼくも55になるけど、おじいちゃんって言われると「まだ、おじぃじゃーねーし」
と思っちゃう。笑
犬猫の7歳はまだまだ若いんだけど、それでも老化は始まってるのさ。
ぼくも若いと思いたいけど
老眼で目が見えにくくなってるし
階段で上がると息が切れてハァハァするし
動物が入院して徹夜での治療がしんどくなってる。笑
小型犬や猫は1年で4歳
年を取るし
大型犬で1年で7歳
年を取ると言われてるから
7歳ぐらいじゃーまだまだ若いんだけど、ぼくら飼主の1年で犬猫は、一気に老化は進んでいく。
7歳までは何もしなくても
そんなに病気はしなかったかもしれないけど
7歳以降は体のケアをしてあげる必要がある。
特に筋肉は7歳までにしっかりつけておいて、ここから減少しないように維持することが大事になる。
動物は動かなくなるとすぐに筋肉が減少して、減少した筋肉を復活させるのは、年を取れば取るほど難しいんよ。
ハイシニアになっても自分の脚で立って歩けるようにしてあげるのもぼくら飼主の役目。
犬猫の7歳はまだまだ若いんだけど、確実に老化は進んでいく。
ここから長生きさせてあげられるかどうかは、ぼくら飼主のケアにかかってる。
特に筋肉をしっかりと維持して、減少しないように気をつけてね。