獣医の仕事は動物を
「獣医の仕事は動物を治してあげること」
と言う考えが染みついていて、これを生きがいとして、仕事をしてる先生が多い。
獣医にとって治療の目標は、動物にいい生涯を送ってもらうことではなく病気が治ること。
治す過程において動物がしんどい思いをしても
病気が治るなら治療を優先するし
治らない病気でも少しでも長く生きさせることが治療の目標になってる。
それが多少つらいことでも。
動物が元気で治す体力もあって治せる病気なら
動物がつらい思いをしても治療をすることはいいことだと思うけど
終末期だったり、ハイシニアだったりするときは
病気をムリに治そうとしたり、治療によって動物がつらい思いをするよりも
動物が病気を患っていても調子がよく、食事も食べて元気に過ごしてくれるなら
それでいいじゃないかとぼくは思う。
なんちゃらの値が高いから、なんちゃら病で薬飲まなきゃいけないとか
腫瘍が小さくなっていないから抗がん剤を変えて治療するとか
それで元気になったり、食事を食べるようになったりするならいいけど
それで動物がつらい思いをしたり、イヤがる薬を逃げる動物を捕まえて
ムリに飲まなきゃいけなかったり
治療をすることで食欲が落ちて食べなくなったりするのは
どうなんだろうってぼくは思ってしまう。
見た目元気でご飯食べて、自分で立って歩いて、排泄して、動物の調子がよさそうなら
治療する必要なんて、ないんじゃないかと思ってしまう。
動物病院は治療することで、儲けを出しているから経営者としても獣医としてもはダメだけどね。笑
ぼくのエゴなんだけど動物の終末期の時やハイシニアの子は、体のデータよりも
動物の見た目の元気さや食事を食べて状態がよさそうならそれでいいじゃねー
って思っちゃう。
獣医はそれじゃーいけないんだけどねー。笑
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