犬猫の健康寿命が延びて
犬猫の平均寿命が10年前と比べると1歳も伸びてる。
ぼくが、獣医になったころの30年前なんて
犬猫の寿命は10歳ぐらいで、10歳超えたら長生きって言ってたけど
今は、20歳を超えると長生きって言うぐらい、犬猫は長生きになってきたね。
人と同じように食事の改善や医療の進歩など、いろんなことで長生きができるようになってる。
長生きになることはいいことだけど
長生きすればそれなりに病気も抱えてる子も多くなる。
老衰になるまで全く何も病気がないというのは、なかなか難しい。
ぼくら飼主もそうだけど
長年、体と共にしていけば、どこかにガタがきたり、何か不調になったりする。
それでもそれと付き合いながら生きていく。
足や膝、腰が痛いとか
目が見えにくくなったとか
耳が遠くなったなど、いろんな不調を抱えながらうまく付き合っていく。
付き合いながら生きていく。
ハイシニアになれば犬猫も人もそういうもんだよね。
「それでも生きていく」
人は、あーでもないこーでもない、あれができないこれができない、あっちが痛い、こっちが痛いと文句を言うけど
犬猫は病気を理由にあれができない、これができないなんて言わない。
犬猫は文句も言わずにただ、生きていく。
あっちが痛い、あそこが痛い見えにくくて不安など言ってくれない。
文句も言わないだけにぼくら飼主が気づいてケアしたり、サポートしてあげなきゃいけない。
ぼくら飼主が犬猫の支えにならないとね。