猫のFIV、FeLVの検査
FIV、FeLVの検査のタイミングが、めちゃくちゃ重要なんよ。
今、猫と暮らしていて、他に新しく保護猫と暮らし始めようと思って
トライアルする人や保護猫を引き取って、共に暮らし始めるようと思ってる人は
鬼クソ大事なんで(笑)
よく読んで、注意してほしいのさ。
ウイルスが感染してから潜伏期間って言うのがあって
FIVは60日、FeLVは28日、経ってからじゃないとウイルス検査キットが陽性にならないのさ。
この潜伏期間の間は、検査しても陰性になる。
例えば、今日10/8に保護しました。
今日FIV、FeLVの検査しました。
陰性でした。と言う場合は、FIVは、8/8までは陰性で、8/9~10/7の間に感染したかどうかはわからない。
FeLVは、9/9までは陰性で、9/10~10/7の間に感染したかどうかはわからないってことなんよ。
なので保護した時は陰性でも保護してからFIVは60日後
FeLVは28日後に再検査する必要がある。
ここで陰性なら接触してても問題ないんだけど、ここで陽性になってしまうことがあるのさ。
で元々共に暮らしてた猫を検査してみると陽性で、移ってるってことがある。
保護施設でウイルス検査が、陰性でしたと言われても
いつ保護して、いつ検査して、陰性だったのか確認する必要がある。
保護した時と2か月後の2回検査して陰性だったなら、元々いる猫と一緒にしてもいいけど
保護した時しか検査してなかったら、元々いる猫と接触するのは、そこから2か月は待って
再検査して陰性だったら、接触させてもいいけど
そこで陽性がでたら、元々の子に移さないように共に暮らさないといけなくなる。
この問題が当院では多発してる。
保護猫が2か月後に再検査して、FeLVが陽性で
元々の猫も検査したら陽性で、FeLVが発症して亡くなってしまうこともあった。
元々の猫がいて、新しく保護猫を迎える場合は
いつ保護されて、いつ検査して、陰性だったのか確認すること。
保護されてから2か月たっての検査がしてないなら
2か月たって再検査して、陰性を確認するまで
元々の猫とは接触させないこと。
これが鬼クソ重要になる。笑