猫の骨軟骨異形成症

スコティッシュフォールドやマンチカンなどの猫に遺伝性骨軟骨異形成症が診られることがある。

最近では、ペットショップで販売してる段階で、遺伝子検査をして確認してることが多くて

遺伝性骨軟骨異形成症の遺伝子を持っていない子が、販売されていることが多い。

ブリーダーから購入したり、友人からもらったりすると遺伝子検査をしてないこともあって

遺伝子検査をしてもらうようにお願いすることもあるのさ。

遺伝子検査は飼い主さんが自分で検査に出すことになるんよ。

動物病院向けの検査センターでは、遺伝性骨軟骨異形成症の遺伝子検査ができるところがなくて

遺伝性骨軟骨異形成症の遺伝子検査は、ペットショップやブリーダー向けに検査されてるから

　　　

一般向けの検査センターになるのさ。

原因遺伝子のTRPV4遺伝子の1塩基の変異があるか調べる。

正常な遺伝子のみを持ってる子

正常な遺伝子と変異遺伝子を1つずつ持ってる子

2つの変異遺伝子を持ってる子を調べて、2つの変異遺伝子を持てる子は

早期に発症して重篤化することが多くて

正常な遺伝子と変異遺伝子を1つずつ持ってる子は、発症する可能性があるけどいつ発症するのか

重篤化するかどうかは、その子によるのさ。

2つの変異遺伝子を持ってる子をアフェクテッドって言うんだけど、アフェクテッドの子は、なるべく早く対処していく。

骨軟骨異形成症は発症したら治してあげることはできないからうまくつき合っていくことが大事になる。

遺伝子検査でわかっているとその覚悟ができて

症状が出たときに早く対処してあげることができる。

スコティッシュやマンチカンで遺伝子検査をしていない子は、しておくといいよ。