クワドラカットの体験談|ワキガ(腋臭症)手術を受けたのでブログに綴ります
「ワキガ(腋臭症)で悩んでいるけど、手術が怖い」
「クラドラカット法による手術、手術後ってどんな感じなんだろう?」
と思われた方に向けたnoteです。
こんにちは!都内でサラリーマンをしている29歳の男です。
妻と2歳のわんぱくな娘がいます。
15年以上ワキガで悩んできた私は2021年に、東京の都内にある病院でクワドラカット法による手術を行いました。
その体験談をこちらのnoteで記録していきます。
クワドラカット法の相場は40万前後かと思いますが、私は24万円ほどで受ける事ができました。
もちろん、安いからといって手抜きの手術ではありません。
※ 私が手術を受けた病院を知りたい方は、当noteをご購入下さい。
脇の傷跡がどのように残るのかも写真を交えて説明していきます。
**【注意点】**
記載内容は、あくまで私個人の感想であり、情報の正確性や安全性、効果を100%保証するものではありません。予めその旨をご了承ください。
現在3ヶ月目の写真まで掲載しています。
結論!ワキガ手術をして本当に良かった
結論からズバリいうと、ワキガの手術をして本当によかったです。
今ではもう「今日は臭うかな?」と心配したり、「今日の臭いはどうだったかな?」と洋服の脇の部分をクンクンすることはありません。
何より制汗剤が必要ないことが、本当にノーストレスです。
毎朝塗るのも、旅行先などに持って行ったりするのも意外と面倒くさかったんですね。
剪除法やミラドライではなく、クワドラカット法を選んだ理由は、効果とDTと傷跡
クワドラカット法を選んだ理由は、DT(ダウンタイム)の短さと傷跡の小ささ、及び剪除法と同等程度の効果を得られるといったことが挙げられます。
クワドラカット法のDTはおよそ1週間で、傷跡は4mm ~ 5mm程。
剪除法は2週間ほどのDTがあり、傷跡は4cm ~ 5cm程だそうです。
ミラドライはDTが無く、切開しないために傷跡も残らないそうです。
一見ミラドライが一番よく見えますが、効果がイマイチだという意見がチラホラ見当たりました。
ミラドライはクワドラカット同様に保険適用外なので、効果がイマイチな可能性があるのに20万円〜も払いたくありません。
そのためミラドライは検討外となりました。
※ ビューホットなどの他の方法は、興味が無くて検討すらしていませんでした。
剪除法やクワドラカットでも効果が出ないという口コミがありましたが、これらの手術では皮膚を切開してアポクリン腺等を吸引・かきとるため、医者の腕ではないかと思っています。
そのため柏市・上野にあるリオラビューティークリニックのように、ワキガ専門の病院など、医者の執刀実績が多い方が安心できるのではないでしょうか。
※ 私が施術を受けたのは上記クリニックではありません。
クワドラカット法と剪除法の主な違いは、料金と傷跡とDTです。
クワドラカット法は保険適用外で高額ですが、DTが短く傷跡も4mm~5mm程度です。
剪除法は保険適用にて両脇合計4万円~5万円ですが、DTが長く傷跡も4cm ~ 5cmと大きいです。
高額でありながらも、傷跡が残りにくく合併症のリスクも低いことが、クワドラカット法を選んだ理由なのです。
日程(手術前〜手術1週間後)
5/27 事前の検査
6/18 両脇の手術
6/19 両脇のドレーン抜去※&圧迫解除
6/26 両脇の抜糸
※ ドレーン = 血が溜まらないように、血を抜くための管
私が手術した病院では、LINE予約ができたので楽でした。
事前の検査の予約を取るのと同時に、手術日の仮押さえもさせてくれました。
そのため日程調整がしやすかったです。
ワキガ手術の体験談をレポート
皆さんが術後の傷跡の次に気になるであろう、手術についてレポートします。
手術前(事前の検査)
事前の検査は1回きりでした。
手術をする前に病院に行った回数が1回だけということです。
病院に着いたら問診票に記入を行います。
問診票の記入を行っている間にガーゼを両脇に挟みます。
その後先生と顔合わせをし、問診票をみながらガーゼテストを行いました。
ガーゼテストは、両脇に挟んでいたガーゼを先生が直接嗅いで、ワキガかどうか判定するものです。
無事(?)、ワキガと判断されたら手術に関する説明を聞きます。
説明は丁寧すぎて眠くなってしまいました。
体感で30分は説明を受けていたように思います。
丁寧すぎるので、この時点で先生を安心し切っています。
※ 血液検査はありませんでした。
手術当日
手術当日は、カジュアルでゆったりめのYシャツでいきました。
Tシャツなど、腕を上にあげて脇を通す服は絶対に避けましょうね!
※ ユニクロで買ったゆったりYシャツは、この後1週間着続ける(非常に重宝した)品物になります。
病院に着いたらバクバクしながら呼ばれるのを待ちました。
病院が用意してくれた手術着に着替え、手術台に横になります。
手術中
まずは心拍を計測する装置をはじめとする機械を色々と取付けられます。
ただ機械を取り付けられるだけなので、痛みがあるはずがありません。
その後、静脈麻酔の点滴をするため、麻酔針を刺されます。
この痛みだけが、私が手術で感じた痛みです。
この病院での施術を選んだ理由の1つに、静脈麻酔が挙げられます。
怖くて不安なので、手術中は意識を飛ばしておきたかったのです。
その後は静脈麻酔が徐々に効き始め、記憶が無くなります。
手術後
起きたら手術は終わっていました。
何時間経ったのかも分かりません。
起床後は圧迫用のガーゼを脇に取り付けられ、固定のためにTシャツ(病院が用意したもの)を着させられました。
その後落ち着き次第、帰宅です。
多くの方の懸念事項?痛みはほとんど感じなかった
前述の通り、痛みは静脈麻酔時の麻酔針を刺すときだけでした。
その後はずーっと寝ているだけなので、痛みを感じることは全くありません。
って、言われても心配ですよね?
嘘は本当についていません。
静脈麻酔を使うと本当に痛くないですよ。
安心してくださいね。
手術をした当日の注意点と私が悩んだこと
手術をした当日は、やはり緊張で、手術台の上で「今からやめます!って言いたい!」って思ったり、落ち着かなかったり、不安になったりと精神面で悩みました。
それもすぐ寝てしまうので、忘れてしまったわけですが。
手術後の当日の注意点は、とにかく安静です。
静脈麻酔を使っているためか、帰宅後はとにかく眠くなりました。
お昼ご飯を食べてすぐに3時間程眠ってしまいました。
その後は動かさないどころか、ほとんど動きませんでした。
静脈麻酔をしたからか、「活発に動こう!」という気分になりませんでした。
これも静脈麻酔のメリットかもしれませんね、安静にしておけるという(笑)
手術翌日
脇の圧迫を解除しに病院に行きます。
私が手術を受けた病院では手術の翌日に圧迫が解けるわけですが、それまでは圧迫が辛すぎて悩みました。
私はデスクワークのためか、首こり肩こりを持っています。
首が凝ると頭痛と胃痛が始まり、お腹も痛くなってしまいます。
そこでアリナミンのような凝りをほぐす薬を飲んでいました。
翌日に圧迫が取れる病院だったので本当によかったです。
3日後・5日後に圧迫が取れる病院だったら、かなりキツかったと思います。
圧迫が取れた後はいくらか楽になりましたが、やはり肩こり首こり、胃の不快感、腹痛は続きます。
正直、手術後の痛みはほとんどありませんでした。
痛み止めもなんとなく2錠飲んだだけです。
飲まなくても良かった程度の痛みでした。
それよりも、凝りと凝りから派生する症状がキツかったことは書き残しておきます。
シャワーで身体を洗ってもらい、軟膏を脇に塗ってガーゼを替えます。
少しの出血と、浸出液(いわゆる、かさぶたになるまでのつゆ)が出ていました。
3日目
肩こり首こり、胃の不快感、腹痛は続きます。
身体をほぐす道具(骨盤職人)を使ってほぐしつつ、安静を保ちました。
シャワーで身体を洗ってもらい、軟膏を脇に塗ってガーゼを替えます。
3日目には数mm程度の出血が本当に少しだけ出ていました。
浸出液も昨日より少なくなります。
4日目
肩こり首こり、胃の不快感、腹痛は続きます。
身体をほぐす道具(骨盤職人)を使ってほぐしつつ、安静を保ちましたが、流石に1時間程度散歩しました。
シャワーで身体を洗ってもらい、軟膏を脇に塗ってガーゼを替えます。
出血・浸出液が出なくなりました。
下半身浴を5分ほど開始します。
5日目
肩こり首こり、胃の不快感、腹痛は無くなりました。
シャワーで身体を洗ってもらい、軟膏を脇に塗ってガーゼを替えます。
出血・浸出液も出ていません。
術後のあざが日に日に引いてきています。
この頃から、脇を動かすと縫合の糸が少しだけチクチクと痛く感じることがあります。
6日目
縫合部分に違和感を感じるようになりました。
身体が縫合の糸を排出したがっている証拠でしょうか?
痛みはありませんが、縫合部分がつっかかります。
早く取りたいです。
今日は手術後初めての出社日だったのですが、脇を気にしすぎているせいで、肩こりがきつくなりました。
そのため手の指にしびれが生じました。
7日目
病院に行きます。
術後の経過が順調であるとのことで、晴れて抜糸です。
抜糸はチクチクした痛みがあるという口コミを見たので若干心配していました。
ですが右脇は全く痛みがありませんでした。
左脇は確かにチクチクした痛みがありましたが、全然痛いうちに入りません。
拍子抜けです。
抜糸後は縫合部分の違和感が無くなりました。
翌日から入浴や運動もしていいとのことで、「解放されたー!!!」と喜びでいっぱいでした。
抜糸までの注意点
抜糸までの注意点はとにかく安静にすることです。
私は嫁に入浴介助をしてもらっていました。
それ以外のこともほとんど頼って、できる限り動かない・脇を動かさないということに注力しました。
(嫁、ありがとう・・!)
脇を動かすと予定通り抜糸できないどころか、合併症のリスクもあります。
注意してくださいね。
ちなみに私が受けた病院で手術を受けると、LINEで何でも聞くことができます。
心配なことがあった時はいつも脇の写真を取ってLINEで送り、相談していました。
LINEの担当者がすぐに連絡をくれ、医師にも確認をとってくれるので非常にありがたいサービスです(無料)。
手術後に摂っていたサプリメント|だから3日間でほぼ治ったのかも?
正確に言うと手術翌日から、下記のサプリメントを摂っていました。
- マルチビタミン
- コラーゲン(毎日10g〜20g)
コラーゲンには諸説ありますが、私は効くと思っている派です。
傷の治りが早くなると思い、摂取していました。
※ コラーゲンを摂るときは、脂溶性ビタミンCと一緒に摂ると効果的らしいです。
サプリメント摂取と安静のおかげからか、出血と浸出液は3日で止まりましたし、術後も非常に良好でした。
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