【ロスアカ】最強カード大全 vol.1 【ポートエレン編】
はじめに
この記事は、一プレイヤーであり、特にトッププレイヤーというわけでもない個人が独断により書いているものです。一応最高レートは1600強で、各勢力とも一通り触ってはいるのでそれなりに意味のある数字にできているつもりですが、あくまで参考程度にお読みください。
また、取り巻く環境の変化により評価は変わっていきます。それも踏まえた上で、お読みになってください。
なお、この記事では独自の基準による評価値というものが現れます。評価値は以下を目安にしてつけております。
10 文句のつけようもなく強力。単体でよし、組み合わせてよし。勢力を代表するカード
9 非常に強力。基本的にどんなデッキでも入れたいし、このカードを使うためにデッキを考えてもいいレベル。
8 強力なカード。できるだけ入れたい。抜く場合は、なぜ抜くのかを考えたほうが良い。
7 多くの場面で活躍が見込めるカード。
6 特定環境では強みを発揮するカード。
5 デッキに入れてもいいかな、と思えるライン。できればもっといいカードを積みたい。
4 極めて限定的な条件下でなら使える可能性があるカード。基本的には入れたくない。
3 弱いカード。カード資産的に入れるものがなければ、ワンチャンスある。
2 観賞用。
1 ソウルにしましょう。
今回はポートエレン編です。アードベック編はこちら。
知識の盲信者
評価 5
マナコストが調整で増えて、厳しくなった。使えないわけではないが…。それにしても、この調整は弱体化しすぎ。
プロテクション
評価 4
一回だけ軽減なので、それほど強くない。ヴァレリに雑につけると一点飛ばせるので無いわけではないものの、デッキの枠を割くほどの効果はない。
予言
評価 7
選択してドロー出来るので、単純な1ドローよりも価値が高い。デッキ圧縮も出来るし、ヴァレリで一点にも。
見習い魔導士 ニコル
評価 8
現在のポートエレンのキーカードの一つ。空中浮遊は単に相手を殴りに行くだけでなく、結信の場を空けたり、挟撃につなげたりと、多彩な動きをするのに使える。
見習い魔導士 クリス
評価 8
調整によりナーフされた…と思いきや、盤面づくり次第で以前より見込めるダメージが増加した。魔術師という点もgood。
見習い魔導士 ケヴィン
評価 5
挟撃と効果が噛み合っていない。下げるならタフネス。そもそも赤のセレンと比べると…。
小さな賢者見習い クレア
評価 8
調整により弱くなった、と思いきや、先出しでも周囲のミニオンを強化できるようになったため、ますます使いやすくなった。とはいえ、タフネスの低さにより運用にはテクニックが必要。ただ強かったカードから、使いこなして強いカードへと変化した。
加護を受けし者
評価 6
1マナミニオンなどを一方的に殴れるようになるので、まあまあ使えるものの、タフネスが1しかないのが弱み。相手のテンポを崩すのには良い。
月輝の踊り子
評価 4
普通の挑発ミニオン。強くも弱くもない。魔術師なら良かったのに。
テレポート
評価 8
現在のカードプールではテレポートなしのポートエレンは考えられない。どんな盤面からでも頭を狙えるという事実は相手を苦しめる。とはいえ、この一枚だけではどうしようもないので、運用には腕が必要。手札事故要因にもなりやすいため、入れるときは慎重に。
さらなる知識
評価 4
2枚ドロー出来る確率はスペル多めにしてもせいぜい1/3程度にしかならない。星の嵐弱体化で結果的に弱くなった。
雲の管理人
評価 7
スタッツは効果と噛み合っているものの、コストが問題。実は魔術師なのでテレポートが使える。そこが強いところ。
黒い月
評価 6
青は魔術師がかなり多いので、バフ対象はかなり多い。でも相手もバフされるので、とりあえず出せばいいってカードではない。詰めのターンに出して自分だけ恩恵を受けるのが基本。っていうかレジェンドにするなら自分だけでいいでしょ。
白日
評価 2
対象の少なさと効果の弱さ。相手のデッキに依存する種族対象のカードは弱い。
武装少女
評価 5
コントロールなら盤面取りながら除去できるので、入れてもいいかもしれない。自分の貧弱なミニオンも死ぬので、そこがネック。青はタフネスが低い。
エアライダー
評価 5
スキルの空中浮遊は強いものの、スタッツが良くない。タフネス2は生き残れない。しかも魔術師ではないので、黒い月の恩恵も受けられない。空中浮遊持ちの中で一番微妙なカード。
爛漫のエリザベート
評価 7
2マナで盤面に3点を飛ばせるというだけで価値がある。しかも魔術師なので強い。文句なし。
オニオンバギー
評価 6
タフネスの高さは正義。とはいえそこまで圧力はかけられないし、他の色には除去の手段が豊富に存在する。魔術師ではないというのも、ポートエレンとしては弱い。
早詠みの魔導書
評価 6
星の嵐が強かった時代は強かった。ヴァレリとの組み合わせは今後のプール次第で。
マナ詠みの預言者
評価 8
マナ消費せず盤面を取れるのはかなり強い。ただし手札のリソースという意味では弱く、盤面での影響力もないので、ドロー手段が用意できないと辛い。
黙殺の聖女
評価 5
相手の結信を抑制できるものの、これだけおいてても何にもならない。基本的に相手の動きに依存する効果は強くない。あと魔術師じゃない。
月詠みの聖女
評価 10
青の存在理由。雲外蒼天が弱くなったため生き残りやすく、相対的に強くなった。最低2枚はドローしたい。
輝く魔法少女 リーザ
評価 8
自分のシステムミニオンを出し直してもよし、相手のミニオンを戻してテンポを崩してもよし。万能2マナカード。戻したいミニオンがいないと出しにくいので、そこはマイナスポイント。
対抗詠唱
評価 6
バーンが弱くなったので弱くなった……と思いきや、今度は青がテレポート使い出したので、流行ったらミラーで必須になる可能性も? ちなみに持っていて発動条件を満たすと、考え中の表示が出るのでバレる。
精神の測定者
評価 5
手札を見る効果は強いが、それで何が出来るというわけではない。やりたいことがあって、特定のメタカードが存在する場合には有用かも? でも魔術師じゃないので以下略。
空からの贈り物
評価 8
ドローは強いし、相手にも打てるのでLOを狙える。それが強い。
ファイアーストーム
評価 4
外周だけなのがいまいちだし、自ミニオンにもあたるので。
降り注ぐ絶望の羽
評価 4
青は人間が多いので自爆する。ただしLOデッキなら、刺さりやすい種族なので入れてもいい。
光の魔道士 ニコル
評価 7
マナコストの関係で1ニコルよりは使いにくいものの、タフネスの高い空中浮遊持ちということで別の役割がある。結信して黒い月があるときのこいつはマジで強い。
蒼空の殲槍 セラフィナ
評価 9
2挟撃すると周囲に4点。強すぎる。でもこのカードがないと青は高タフネスのミニオンを処理できない。
炎の魔術師 クリス
評価 10
弱体化? いいえ、超強化です。スタッツが以前よりものすごい使いやすく生き残りやすいものになったため、結信すればかなりの確率で2点稼いでくれます。このサイズなら処理迫って有利盤面も作りやすいし、平均打点は調整前より上がる予定。脳死運用はできなくなったけど。あと魔術師。
氷の魔術師 ケヴィン
評価 5
成長して能力はだいぶマシになったケヴィン。とはいえ、使いにくい効果であることには変わりない。マナ・コスト的にも厳しい。魔術師なのでテレポートできるのは良いところ。
死神からの贈り物
評価 99999999999
神より賜りし【最強】のカード。その恐れ多き御手により与えらるるは、果たして、死か、楽園か…。
サブアトラス モエエ
評価 9
3マナの万能除去。2点ルーズはかなり痛いが、それだけの価値はある。バーンが消えたので使いやすくなった。そもそも青はレリック除去がこれくらいしかないので、最低一枚は入れたい。
決意する魔法剣士 エリス
評価 8
結信で3/5/6。破格のマナレシオ。しかしそれだけなので、長期戦では見劣りする。魔術師。
次元石
評価 7
問答無用ですべて除去するので、強いです。
紅蓮の世界
評価 2
自分も食らうので、ライフレースで一度でも不利つくと負ける。弱すぎ。
価値の創造
評価 8
贈り物よりマナ効率が良い。とはいえ、単純に優れているということではないので、お好みで。
深闇の狂戦士
評価 6
移動ができるのは強いが、タフネス的に死にやすい。緑だったらうまく使えるだろうなあ。
ブヒコーン
評価 7
スタッツの優秀な空中浮遊。安定した活躍をしてくれる。シンプルな強さ。
宝石亀
評価 6
効果的に死ぬことが役割なのに、タフネスの高さが足を引っ張りうまく死ねない。マナコストも重い。遅いデッキでなら活躍する。
テンペスト
評価 4
効果は悪くないけど、デッキに入れるほど強いカードではない。ランダムなら自分のミニオン巻き込まなくても良かった気がする。
幻創のヴァレリ
評価 7
効果は強い。スタッツも悪くない。しかし、条件が厳しい。活かそうと思ったら最低でも7マナまでは待たないといけないので、それが弱い。プールが増えれば可能性はある。あと魔術師なのは強いところ。
大嵐のドラゴン
評価 7
強いブヒコーン。
天聖ゴーレム
評価 4
いくらタフネスが正義とはいえ、これは驚異にならない。なんか一つくらい効果は欲しかった。
星の嵐
評価 2
コストが上がり、盤面除去のための雲外蒼天が弱体化し。効果は強いままだけれど、運用は絶望的。
インフェルノ
評価 5
7マナの効果ではない。自ミニオン巻き込むなら6マナでいい。それでもLOデッキには入るので。
絶滅の嵐
評価 6
全体確定除去は強い。強いが、これを使ったところでどうなるという話になってくる。LOデッキには必ず入る。
おわりに
というわけで、カードパック第一弾のポートエレンのカード全48種の評価でした。
総評としては、ポートエレンは調整を受け星の嵐が悲しみを背負ったものの、スキル【空中浮遊】の存在によりまだまだ戦えそうだな、というところです。以前は星の嵐でとどめを刺すバーンが主流でしたが、今後は空中浮遊とテレポートによる1ターンキル狙いのような戦い方が主流になるでしょう。
特にクリスに関しては現在の能力、スタッツのほうが使いやすくも感じられます。
ただし、カードパワーは全体的に見劣りするため、非常にテクニカルな動きが要求される上、安定感のあるアードベックには引き続き厳しい戦いを強いられそうです。
それでは、次はカリラ編でお会いしましょう。