蟹座考察 〜テリトリーへの強い愛情と警戒、ホームへの愛着
今回は蟹座です。
まず蟹座というのは、とても女性的な星座です。月を守護星に持つため、感情の動きが流動的であることが特徴。
そしてよく言われている通りに、母性豊かです。
されどその母性愛には、テリトリー意識というのがとても強く表れます。
蟹座の人というのはとても愛情深いのですが、その一方で警戒心も強い。
これがどういう形で出てくるかというと、人に対して【自分のテリトリーに入れる人か、そうでない人か】というのを無意識にジャッジしているところがあります。
そのため、初対面の人には警戒心を働かせます。(これが、蟹座が人見知りだと言われるゆえんでもあります)
初対面のシーンにおいて、この人がどういう人なのか?というのをじっくり観察しているところがある。表面的にはスマートに振舞っていても、その人の態度や言葉から、自分が情をかけるに値する人かどうかというのをちゃんと見ていたりします。
そして自分のテリトリーに入ってきてもいい、と判断した人には警戒を解いて、一気にフレンドリーな態度を見せてきます。しかしその逆だと思った人には壁を作り、テリトリーへの招待を差し控えます。彼らとは表面上の付き合いに留めようとすることでしょう。
どうしてこのようなテリトリー意識が働くのかというと、それは防御心ゆえのこと。自分と自分の大切な人、環境を頑なに守ろうとする自己防衛本能がとても強いのです。
そのため、自分の懐に入れる人間を選び、自分を脅かすような可能性のある人や要素を排除しようとします。
蟹座の愛情には、以上の特徴があります。
自分のテリトリーに入れた人に対しては惜しみない愛情を注ぎ、貢献心を持って温かく接する。されどそこに入れたくないと思った人には、手の平を返したかのようなクールな印象を与えます。
少人数のグループでの親密な付き合いを好み、不特定多数とライトに関わることにはあまり興味を示しません。警戒心の強さゆえ初対面ではオープンな性格に見られにくく、控えめで大人しいと思われがちです。
ですが自分が心を許した人には、内面の明るさや強い愛情を見せてくるでしょう。
感情が揺らぎやすく、ちょっとしたことでひどく落ち込みやすい気質でもあります。家族のことが大好きで、家事を上手にこなす人や子煩悩な人が多い。自分の家や故郷などのホーム、今の家族のみならず家系や祖先に対する愛着も人一倍。
ファッションは、女性らしいものが似合います。コンサバやエレガンス系というより、純朴さや素朴さを感じさせてくれるようなテイストがイメージ。素材ならコットン、リネンなどの自然のもの。ふわりとしたシルエット、小花柄のゆったりとしたワンピース、カーディガンなど。ひと昔前に流行った、森ガール的な感じが連想されます。カーキやマスタードイエローのくすみがかった色、オレンジやグリーンなどの中間色。
職業は子供や女性、家事に関わる業種などがイメージされます。例えば幼児教室の先生や保育士さん、子供服やインテリア雑貨の店員、ハウスキーパーや家政婦、調理師やパティシエールなど。概ね、女性を対象としたサービスには縁があります。
自分のホームをこよなく愛し、大事な人を守る。いったん自分の懐に入ってきた人には、これでもかという愛情を注ぐ。されど、その線引きはいたってシビア。
大事なものや人を守るためなら、強い決断力を発揮することもできる。みんなのお母さんのような温かな存在でありながら、パワフルな守備力に長けた人たちです。
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12星座のこと以外でも、星詠みのことをいろいろ書いてます(o^∀^o)
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