やっぱりヤンマーがえぇなぁ
「憧れるのをやめましょう」
そんな感動的な言葉が一瞬頭をよぎったけれど
やはり憧れるのはやめられない。
今回お迎えしたのは、マットな手触りのカップとソーサー。
エスプリを感じさせてくれるデザインは流石である。
最初にショップを訪れたのはもうずいぶん遠い日のことだけれど
初めてcode9を間近で見たときの迫力は、今でも鮮やかに記憶に残る。
世界の頂点と言うべきカロッツェリアで研鑽し尽くした彼が
雪深い故郷からインスピレーションを得た作品を創り
日本の産業の為に尽力した功績は計り知れない。
飾らない人柄の温かな笑顔もとても魅力的な方だ。
世界の富豪を相手に物を創る人は、どのような心象なのだろう。
覗き見ることなど到底叶うはずはないが
せめてその片鱗だけでも感じとることができたらと思いつつ
彼の作品を身近に暮らしている。
美しい物の、その先の景色・・。
きっとこれから先も憧れ続けていくだろう。