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INOUI



バブルの余韻がそこはかとなく残っていたあの頃
そこ見えするほど使い倒したブランドがあった。


デザインもクオリティも
アイデンティティ的にも
とても気に入っていた。


時代の流れと共にいつしか廃盤となったが
華やかな時代の銘品というその存在は
コスメフリークの知るところとなっていた。


あれから25年近くの時を経て
あらたにまたエクスクルーシブブランドとして
市場に出回ることとなった。


とてもうれしい。

あの頃の私は何を想い
先の未来をどんな風に描いていたのだろうか。

そんなことを考えながら
美しい色と質感を纏える幸せ。


年齢を重ねることも
なかなか悪くない。




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