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053 Main: 新社会人、新入社員のはなし。
第53回は、日本ポッドキャスト協会さんの共通トークテーマに沿って、新入社員だったとき、働き始めた頃の思い出などをお話しました。
会社という組織から離れて、はや何十年。最近の新入社員の皆さんが、どういう感じなのか、皆目見当がつきませんが、最近は日本の企業もコンプライアンスを古参の社員に徹底させる傾向があると聞きます。
そんななかで、仕事終わりに「じゃあ、飲みにでも行くかー」などと古参の社員が新入社員に声をかけるのも、ためらわれる昨今のようです。
私自身が新入社員のときは、一重に周りの人に恵まれていたからだと思いますが、この「じゃあ、飲みに行くかー」が嫌いではありませんでした。私自身は下戸で、ウーロン茶専だったにもかかわらず、です(笑)。
部署をまたいで、自分よりもずっと年上の編集者やデザイナー、イベント担当者などからも、過去の経験や仕事の仕方など、さまざまな話を聞くことができる絶好の機会でしたし、本当に多くのことを学ばせてもらったなぁと思います。
もしも本当に、先輩たちが躊躇して新人との対話をセーブしている昨今なら、新人たちにとっては、ある意味失うところは大きいかも、とも思います。
もしもこれをご覧になっているあなたが、「対話をセーブされる側」にいるのなら、もしかしたら、自分から積極的に古参社員たちに情報をとりにいく努力が必要になるかもしれません。
そう考えると、今時の若い人は若い人で、大変だなぁと思ったりもします。
↓アフタートーク版もあわせてどうぞ。