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【徳島県】鳴門大橋・鳴門の渦潮(2024/05/14)

もう、ずいぶん昔。おそらく20年くらい前になるでしょうか、大鳴門橋遊歩道『渦の道』を歩いたのは。
当時は高所恐怖症だったので、鳴門の渦潮を上から眺めるのはかなりの勇気が要りました…。ほぼ四つん這いになるくらいな姿勢で。
ただ、ラッキーなことに大好きなエイの群れがジャンプしながら泳いでいる姿が見られたので恐怖心も吹き飛びました。

その時は船には乗らなかった事を思い出し、せっかくだから世界三大潮流・鳴門海峡の鳴門の渦潮を人生一度は間近に見たいと思い立つ。そう、思い立ったが吉日!


鳴門の渦潮 観潮船に初乗船

うずしお観潮船乗り場

スマホで検索してトップでヒットした『鳴門観光汽船(うずしお観潮船)』。渦潮クルーズ船って、この1社しかないんだと早とちりしたけど、複数あったんですね。(記事の最後に観潮船の一覧を載せておきます)
それだけ観光客が多いということ。さすが世界三大潮流。

公式サイトには、その日の潮汐を元にした「うずしおの迫力度」マークも載っていて、最終の16:20が最も期待できそうでした。

駐車場に停められるかどうかも不安だったので、出港予定時刻よりも1時間ほど早めに到着、すぐチケットを購入。

2階 展望室からの眺め

時間があるので館内をぶらぶら散策。2階は展望室になっていて、乗船待ちの方が眺めを楽しみながら寛いでいました。
左側に見えるのが乗船予定の船、大型の『わんだーなると』と小型の『アクアエディ』の2隻です。

チケットを取ったのは、予約不要の『わんだーなると』。運賃は1,800円。『アクアエディ』は予約制で2,400円。
単純に小型だから高速で小回りが効くんだろうな、くらいにしか思ってなかったんだけど…、何と水中を見ることができる造りになっていた!
なんてこった。下調べって、本当に大事だよね…。

吹き抜けになってます

待合所の1階で、特産の採れたて生わかめと『はらんぼの塩焼き』なるものを購入。写真がないのは、撮影に失敗したからです(食べきった後でボケてることに気づいた)。
カツオのハラ側、マグロで言うところのトロの部分を燻製風に焼いてありました。ツマミに最適! 1本300円くらいでした。

わんだーなると

さぁ、待ちに待った出航です!
今日は天気もいいし、最高のコンディションですよ。

マスコットキャラクター

鳴門市のマスコットキャラクター「うずしおくん」と「うずひめちゃん」がお出迎え。

鳴門大橋が見えてきた

孫崎を回って、すぐに大鳴門橋(おおなるときょう)が見えてきました。
鳴門大橋と呼ぶことが多いけど、正式名称は大鳴門橋。

兵庫県南あわじ市福良丙 (淡路島門崎)と徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦(大毛島孫崎)間の鳴門海峡の最狭部を結ぶ吊橋で、1985年(昭和60年)6月8日に開通。
鳴門海峡の渦潮に影響を及ぼさないようにするため、多柱基礎工法とよばれる特殊な工法が採用されている。

大鳴門橋 - Wikipedia より抜粋
雄大で美しい

橋の先(写真:左側)は鳴門岬、兵庫県です。手前(写真:右側)に大鳴門橋遊歩道『渦の道』があります。
橋の中(車道の下)に450mの遊歩道があり、足元の床の一部がガラス窓になっていて真下を覗き見ることができるんです。
海面まで約45m。今なら、もっと冷静にじっくり見れたかも知れないなぁ。

岸壁のようす

孫崎の岸壁。岩の一部に、杭を打った跡のようなものが見えました(写真の右端の方)。人工物っぽい、直線的なものも見えますね。

みんなカメラを構える

乗船客は当然ですが渦が見えやすい方に集中するので、船が傾いたりしないのかなとちょっと心配したけど、同じように思ってガイドさんに質問した人がいて(団体ツアー客でした)、「少々は傾きますが、これは大型船なので大丈夫です。皆さんが先程ご覧になった咸臨丸の方が傾きますよ」と答えられてて「かんりんまる???」と新たな謎が。

迫力!

大鳴門橋の真下を通過。迫力満点です!

タンカー通過

鳴門海峡は、いろんな船が航行します。

小型水中観潮船

先に出航したアクアエディです。いいなー、2階席!
『わんだーなると』にも2階はありますが、一等船室となり+1,000円です。

カッコいいー!

何やら帆船のようなものが近づいてきた。ーーーこれか、咸臨丸!
福良港から運行している『うずしおクルーズ』の船でした。もう1隻、白を基調とした日本丸もあります。
後日、道の駅にもなっている福良港に立ち寄って判明しました。

鳴門飛島灯台

断崖絶壁に囲まれた飛島(とびしま)。ヒノキ科の常緑針葉樹「イブキ」が自生しており、しかも固有種。「飛島イブキ」として、昭和29年に徳島県指定天然記念物になっています。

けっこう近づく!

『うずしお汽船』の高速観潮船『うずしおLINE』をはさんで、飛島と渦潮。
これは今日のベストショットかな?!

間近に渦を巻く様子が見られる

瀬戸内海と紀伊水道が出合う鳴門海峡は、潮の干満により1.5メートルの落差ができ、高い方から低い方へ勢いよく流れ込み非常に早い潮流を作りだします。
鳴門海峡の海底は中央部が深く、鳴門と淡路の両岸は浅い構造であるため、非常に早い本流と比較的緩やかな両岸付近の流れの境目で本流の流れに巻き込まれる形でうず潮が発生すると言われています。

渦潮はなぜ発生するのですか? - 徳島県ホームページより
4隻が集まった

安全性も兼ねてか、数社4隻の船が同時刻に集まるようにしてあるみたいです。不測の事態が起きた場合、すぐに近くの船が対応できるように。

またタンカー

また大型タンカーが通りました。向こうの丘の風車群は『CEF南あわじウインドファーム』。

大鳴門橋

インスタグラムにリール動画を載せてますので、よかったらそちらも御覧ください→リンクはこちら

観光ポスターなどで見慣れている渦潮は、やはり大潮の日に撮られてるんだと思います。
事前に「潮汐・潮見表」を調べてから、どの時間帯の船に乗るか決めたほうが絶対にいいです。
あと船の2階から見下ろしたほうが断然いい。ちょっと予算はかかりますが、どうせ見るならベストな状態を見たいですよね。

それから、とても風が強いので服装も気をつけたほうがよさそうです。
この日は快晴で暑いくらいでしたが、航行中は肌寒かったです。


GoogleMAP

観潮船3社と渦の道の一覧です

鳴門の渦潮 観潮船一覧

鳴門観光汽船(うずしお観潮船)(土佐泊浦大毛)
 『わんだーなると』
  大人1,800円/こども(小学生)900円
  一等(2階)大人+1,000円/こども(小学生)+500円
 『アクアエディ』※予約制
  大人 2,400円/こども(小学生) 1,200円

高速観潮船うずしお汽船(土佐泊浦福池)
 大人1,600円/こども(小学生)800円/幼児 大人1名につき1名無料

うずしおクルーズ(福良港)
 大人2,500円/こども(小学生)1,000円/幼児 大人1名につき1名無料


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