【不思議】活動者のネガツイ絶許マン
こんにちは、あるいはこんばんは
紫宇くりぃむです。
今回は、
“活動者のネガツイ”
について真面目に掘り下げてみようと思います。
この記事は、自分の考えが正しい/多数派だと主張するものではありません。あくまでも個人的な考えです。
僕は、直接的な死に関わるツイートや自傷行為の傷跡の画像といった例外を除けば、活動者のネガツイも特に問題は無い、と思っています。
そもそも、“ネガツイ”って、範囲クソ広いと思いませんか?
弱音を吐くことなのか
自信のなさを吐露することなのか
はたまた他人への批判なのか
でも、上記のものって、本当に全部悪いんですかね?
楽しいところや良いところしか見せたくない活動者がいるなら、当然その逆でそれ以外のところも見せたいという活動者もいると思うのです。
なぜ、ポジティブな感情だけ大切にしないといけないんでしょうか。(もちろん、健全だからという理屈は分かってはいるのです。)
鍵垢やサブ垢でやればいい、という意見はまあ分かりますし、僕もその通りだと思います。
でも、なんだかみんなネガツイに過剰反応してないか?と思うんです。
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僕は本垢でネガツイをしていたことがあります。
今はもうだいぶ落ち着きましたが、僕はその時本当に精神的に参っていて、Twitterでそれをひたすら吐き出していました。
でも、特に反応してくれる人は居なかった。
話を聞こうか?と言ってくれる特定の人が居なかった。
結局、ついさっき閉じたばかりのTwitterを開いてまた同じようなツイートをして、知らない間にミュート或いはブロックされる。
今にして思えば、もっと他にも手段は取れただろうなとは思います。
僕は他人に期待をしすぎていました。
僕はツイートを通してマイナスの感情を吐き出してる人を見かけた時に、全くの無反応でいたことがありません。余裕が無い時も、見てるからね、という気持ちでいいねは押して、余裕がある時には必ずDMやリプで話を聞くようにしています。
それはあくまでも僕がそうするべきだと思っているからです。だから、同じことを他人にも期待していたんですね。
そして、助けて、って気持ちでツイートをしていました。
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話せば長くなりますが、僕がここまでネガツイをする人に意見が偏ってしまうのは、辛い思いを沢山経験してきたことにあると思います。
だからこそ、自分はかけて貰えなかったけど、かけてもらいたかった言葉が、僕の引き出しにはたくさん閉まってあります。
だから、他人にもそれを期待してしまった。
こんなに苦しいんだから、こんなに辛い思いを出してるんだから、誰かは見つけてくれる、誰かは声をかけてくれる、ってずっと受け身でただ待っていました。
その経験を得て、僕は思ったことがあります。
例え忌避されようとも、やっぱりSOSは出し続けるべきだ、と。
ネガティヴな感情になりやすい人の特徴として、自己肯定感が低くプライドが高い、他人に期待している、完璧主義、トラウマにより人を信じることが出来ない或いは友達を作ることが難しい、辺りがあげられると思うんです。
そしてこういう人達の背景には必ずと言っていいほど、壮絶な過去が秘められています。或いは現在まで続いているのかも。
詳しくは書きませんが、僕も本当に壮絶ないじめや差別を経験してきた人間のうちの一人です。
およそ普通の人が普通に生きてて言われるはずのたくさんの心無い言葉を受け取ってきました。
不幸自慢がしたい訳ではありませんが、気持ちが分かるからこそ、苦しんでいる人をみると少しでも力になってあげたいと思うのです。
だから、もし活動者がネガツイしてるのを見つけた時は、そっといいねするか、余裕がある時は声をかけてあげてください。
そこまでしてやる義理はないって思うなら、それはあなたがフォロワーさんのことを“好きじゃない”か“全くの無関心”なだけだと思います。
(それが悪いことだと言っている訳では無いよ)
ネガツイしてる人って、一見何も考えてないように思えると思います。
でも、対象や言い方を絞れていない時点で、その人の周りには誰も救いになる人が居ないはずです。考える余裕もなく、気持ちを吐き出すのがいっぱいいっぱい。
だから、考えてないんじゃなくてそもそも考える余裕が無いほど追い詰められていることが多いです。
ネガツイは“このままじゃきっとダメだ”という本能から来ているSOSだと、僕は思います。
とはいえ、ネガツイ絶許マンの気持ちも、想像してみることは出来ます。
所詮ネット上の関係だし
楽しいところだけ見ていたい/見せたい
自分の気持ちも引きずられそうになるから嫌だ
シンプルに生理的に無理
なんて声をかければいいのか分からなくて困る 見てる人に心配かけるのが迷惑だと思わないのかな、恥ずかしい
等々でしょうか?
もう少し優しい人から、もっと冷たい目で見ている人だっていると思いますが…
何が言いたいかと言うとですね、あくまでも僕はネガツイを見かけたら見捨てたり鬱陶しがったりするんじゃなくて、心配してあげたり話を聞いてあげたりすることのできる人が増えたらいいな、と思うんです。
もちろん、強制する話では無いけど。
でも、活動者だってただの1人の人間ですからずっとずっとポジティブで居ることは難しいです。
活動が実れば実るほど、アンチが着いたり伸びが気になったりリアルとの両立が難しくなったり人間関係で悩んだり……色んな葛藤があります。
僕は、自分の知らないところで誰かが無理や我慢をして体や心を壊してしまったり、活動休止や引退を余儀なくされたりするような界隈こそ、不健全だと思います。
悔しい気持ちも苦しい気持ちも辛い気持ちも、全部吐き出してしまえばいい。全部創作活動に繋げてしまえばいい。逃げ道はひとつでも多い方がいい、と思ってしまうのです。
甘い考え方かもしれません。
だけど、そもそもの話ですが、ネガツイをしてる人って嫌な気持ちになるとかいう前にシンプルにまず心配になりませんか?
僕は自他の境界線がガバいのか感性が豊かすぎるのか、全然知らない人のネガツイでも涙を零したり胸が熱くなったりすることがあります。(さすがにそんなに数は多くないと思いますが同じような人もいると思っています。)
そういう時、何か少しでもあたたかい言葉をかけることは出来ないだろうか?と思うのです。
言葉の力って本当に偉大で、プラスにもマイナスにもなるんです。
少しでも相手にとってプラスになるなら、僕はいくらでも言葉を絞り出します。そういう人でいたいです。
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なんだか途中から何の話?という感じになってしまいましたが、僕が言いたかったのは、SOSは出せる時に出せる世の中であればいいなあということです。
自分の周りの方だけでも、何か少しでもできることがあるなら全部やってあげたいなと思います。
辛いなら話を聞きたいし、価値を認めて欲しいなら認めてあげたいし、少しでもその原因のものを取り除いてあげられたらなと思っています。
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つい最近、元気だと思っていた相互さんが、活動の悩みがきっかけでなんのために歌ってるのかがわからなくなったというような理由で活動休止を発表されました。
本当に悲しくて、同時に自分が情けないなと思いました。
あんなに仲が良いつもりだったのに、どうして何も気づけなかったのか?と。
でも、気づけるわけがありません。
彼は本当に完璧なほど明るく振舞ってくれていたからです。隙が無さすぎるくらいに。その危うさを僕は見抜けませんでした。
もちろん、僕一人が気づけたところで必ずしも止められたとは思っていません。そこまで思い上がるつもりはありません。
でも、僕と彼は歌に対しては同じか、それ以上の熱量を持った者同士で、時間のある時には割と活動の話をああでもないこうでもないと話していました。
だから、僕が彼の異変に気づいていれば今回も話せることが何かあったはずです。かけられる言葉が絶対にあったはずです。
僕は本当に悔しくて、悲しくて。辛かった。
あんなに明るくて優しくて真面目で、歌に対してもリスナーさんに対しても誠実だった人が、なんのために歌っているのか分からなくなったことが。
すみません、感情的になりすぎました。
まとめると、僕が言いたいのは、ネガティヴな感情を軽んじてるんじゃないか?ということなのです。発信する人も、受け取る人も。
ネガツイをしている人達は、助けて欲しい時に助けてくれる人が居ない人なんだと、そういう認識で見てみれば少しは考えが変わる人もいるんでは無いかと、むしろ、いたらいいな、と思います。
自己満足な上、自分語りが少し長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
ちなみに、僕はポジティブな感情を大切にする方法は未だによく分かりません。
分かっていないと言うよりは、分かっているか分かっていないかの分析ができるほど“ポジティブ”に慣れ親しんでいない”と言う方が正しいでしょうか?
つまり、サッカーをやりすぎて野球のバットが振れない、と言いますか……バットを足で蹴り飛ばしちゃう感じでしょうか?
すみません、しっくりくる例えが思いつかなくて。
常にマイナスを想定してショックを和らげる方法しかとったことがないので、もう少しポジティブに寄っていきたいなとは思っています🥺
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最後に
ネガツイをしないと気が済まない人は自分が病んでいることを自覚していることがほとんどです。
だから、
もしも周りの人がネガツイをしていたら
もしあなたにとって少しでも関心のある人ならば、是非声をかけてあげてください。(話聞くよ、の4文字だけでも大丈夫です)
興味が全くなければ、合わないんだなと思ってブロ解やミュートをするなりしてお互いに関わらないのが吉です。
というのが、ネガツイをしたことのある僕の言い分でした。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
紫宇くりぃむ(2022/07/04 12:13)
修正①(2022/07/07 13:55)