プラネテス(seiza様)についてのあれこれ
こんにちはあるいはこんばんは
紫宇くりぃむです。
歌ってみたが先かこちらが先かは分かりませんが、ここまで飛んでくださって本当にありがとうございます。感無量です。
僕の記念となる初投稿にこんなに綺麗で素敵な歌を歌えて幸せです。
実は、このお歌は、大尊敬している歌い手の方が歌っていたのを聞いて初めて知りました。
メロディーはもちろん、歌詞やMVの良さに心を打たれて、自分も歌ってみたいと思いました。
今回は
☆どういう風に歌ったのか?
★歌詞や世界観の解釈
☆どういう風に聞いてもらいたいか?
について書いていきますφ(..)カキカキ
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☆どういう風に歌ったのか
僕の場合、こういった、“癖”が逆にノイズになりそうな曲を歌う場合は、原曲様と他の方の歌ってみたを反復横跳びする形でまずは聞き込みます。
(余談ですが、逆に個性を出した方が映えるメロディーやリズム、歌い回し重視の歌はものすごく歌いこみます。)
やっぱり人間が歌っているので、ところどころ原曲様と違う箇所があります。
僕は、意識的にしろ無意識にしろその部分にその人独自の解釈が現れていると思っているのでそこに着目して聞きます。
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そして、このプラネテスという歌は、綺麗で、優しくて、この歌で世界観が完結している作品だと僕は思っています。
僕は声質上柔らかい歌い方をするのは苦手ではありませんが、喉が開くにつれ声が鋭くなる傾向があります。
そのため、まずはいつも通り細かいニュアンスを詰めて一通り録音してから、また最初に戻って、録りなおしをして、喉が少し潰れたところで息を入れ混ぜて喉の奥を無理やり広げるように発声してとにかく優しい声で歌うことを意識しました。
★歌詞や世界観の解釈
※ここからは全て僕の個人的な解釈であるため、苦手な方は次にりんごの絵文字が出てくるところまでスクロールしてくださいね🍎
冒頭から順に、解釈を書いていきます。
君を幸せにできる魔法があればよかった
触れる肩が少し震えた気がした
禁じられた果物をふたりで食べてしまった
与えられたこの星にはもういられない
君を幸せにできる魔法
→現状では君を幸せには出来ないということ
禁じられた果物
→禁忌を犯して追放されることになった、あるいはふたりにとっては普通のことだが、規範やルールから外れた行動をとった
与えられたこの星
→“与えられた”とあるので、ここでいう“星”は
命あるいは人生だと考察
そして歌詞はこう続きます。
何光年離れても寂しくないよ
きっとふたりは同じ星座だ
だから最期の走馬灯に同じものを観よう
何光年離れても、同じ星座、最期の走馬灯
僕はこれらは全て“心中”を表していると思っています。
何故なら、敢えて最後ではなく“最期”としてあり、走馬灯という言葉が出てくるからです。
たとえ過ちを産んだような出逢いだとしても
君のいない正解を選ぶなら間違いでいい
こんな永遠なんて僅かな時間は跨いで
さあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう
僕はここの歌詞が1番好きです。
冒頭で触れた“君を幸せにできる魔法”を安楽死だと解釈すると、
過ち=自ら命/人生を放棄すること なのでは?
こんな永遠なんて僅かな時間は跨いで
さあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう
→永遠なんて僅かな時間(人生)を跨ぐということは生から死に移動するということ
誰も知らないふたりだけの世界というのは、ふたりで共に逝くことを指している。
いこう、は行こうじゃなくて逝こうだと思っています。
どんな正義の味方にも見捨てられてしまうけど
許しを乞うくらいなら罰を受けよう
どんな正義の味方
→恐らく、法律や倫理観、道徳心のこと
罰を受けよう
→安楽死を受け入れてもらえないなら、自分で終わらせてしまおうということ
ここで、禁じられた果物と罰が繋がってきます。
だから命を投げ出すこと(禁じられた果物を食べる)を選んだから、“与えられたこの星にはもういられない”んですね。
君と手を取り合い星間飛行へ
逆さの空 ふたつの迷い星
二度と明けない夜が全て攫っていく
星間飛行
→その後に続く逆さの空から考えると、君と手を繋いでの飛び降りか?
ふたつの迷い星
→ふたりの命(=星)を表している
二度と明けない夜
→そのまま、つまり、イコール死
たとえ過ちを産んだような出逢いだとしても
君のいない正解を選ぶなら間違いでいい
こんな運命なんて馬鹿げた鎖は解いて
さあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう
過ちを産んだような出逢い
→ふたりが出会うことによって、“君”の死への揺らぎが強まったことを指している?
君のいない正解を選ぶなら間違いでいい
→過ちが死を選ぶことだとすると、つまり“君”のいない(=君の意思が尊重されない)くらいなら間違いでいいということ
運命なんて馬鹿げた鎖は解いて
→運命の意味は“人間の意志にかかわらず、身にめぐって来る吉凶禍福。めぐり合わせ。転じて単に、将来。”
よって、ここでいう運命とは命を全うすること
鎖は解いてとは、運命から解放されること
そして、ふたりだけの世界へ。
seizaさんの投稿コメントは
この星さえも、惑うのだから。
です。
惑うのだから、の続きの言葉はいくらでも捉えられると思いますが、僕はこの星(命/人生)に留まっていよう、だと思いました。
この歌は、結末が僕たちには分かりません。
つまり、ふたりだけの世界へ行ったところで、“君”と僕(歌っている主体)がどうなるかは分かりません。もしかしたら、生きているよりももっと苦しいかもしれない。
でも、それって、現実に生きている僕達だってそうですよね。
僕はseizaさんの投稿コメントにはそういった意味が込められていると受け取りました。
先も分からない人生ですが、自分次第で色んな結末を描けるのかな、と。
少し長くなりましたが、あくまでもこれは僕の解釈であって、誰かに押し付けるものでもなんでもありません。
そういう解釈の元で歌ったんだな、と思っていただければ幸いです。
夜に駆けるでは僕が死神(君)に魅せられて命を絶っていましたが、この歌の中では君が僕に引っ張られてそういう正解を選んだのかな、と思いました。
触れる肩が少し震えた気がした、のところで、あくまでも僕が俯瞰的に君を観察しているので、“君”の方が、精神的に余裕が無いのかな、と。
僕のこの考察はあくまでも、正解か間違っているかではなく、1つの解釈として捉えてもらえれば幸いです。
とにかくそんなわけで、美しくて切ないこの素敵な歌を、優しく、最後は少しだけ狂気を混ぜて歌ってみました。
皆さんに少しでも伝われば幸いです。
🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎
解釈を飛ばした方は、おかえりなさい🥺
最後に
☆どういう風に聞いてもらいたいか
是非とも、本家様と反復横跳びして聞いてもらいたいです!
そしてそして、イヤホンあるいはヘッドフォンで聞いて頂くのをオススメします👂
実は初めてスマホの内蔵マイクではなくコンデンサーマイクで録音した音源なので、そこも含めて皆様の反応が楽しみであります。
強く歌っているところ
優しく歌っているところ
語尾の切り方
等々に着目して聞いてみてください!
特に、1番のサビとラスサビの歌い方をガラッと変えているので良かったらそこも注目して聞いてみてください❕
そして、伸びて欲しい!と思ってくださった方は是非とも高評価(ニコ動ではいいね)、マイリスト登録、コメント、チャンネル登録(ニコ動ではフォロー)等々よろしくお願いします🤍
最後まで読んでいて頂いてありがとうございます。
僕と素敵な世界にいこうねーーーー
紫宇くりぃむ 2022/7/6(執筆)