写ルンです的なカメラを螺鈿細工みたいにしよう!【Lomography Simple Use Film Camera】
ギャルになりたい湿度です🫶
皆さまも様々な角度でギャルを目指し、日々研鑽に励んでおられるかと存じます🪄🌈
ギャル文化の中でも、見た目上の特徴として「デコ💎」「盛り🎀」「キラキラ💖」があげられるのではないでしょうか。
大切なものをもっとお気に入りにするために、使っている時にもっとテンションを上げるために、ギャルたちはものをかわいくデコっています💅✨
少し前までは古のギャル仕草でしたが、近年推し活の界隈で同じようなムーブメントが起きていて、流行のサイクルを感じますね♻️
今回、私も大好きなLomography Simple Use Film Cameraを使うときにテンションを上げるために螺鈿細工風🐚にデコりましたので、記録として残します📝
数年の時を経てまさかのsimple use改造記事第二弾です。もちろん、改造は自己責任でお願いいたします。
前回の記事はこちらから🔗
1. 材料と道具
Lomography Simple Use Film Camera
カメラ本体。これは新しいものを買った方が前のシールが剥がしやすいです。
接着剤やレジンの相性を知るために本体の素材を調べましたが、恐らくABS樹脂です。
シェルパーツ
これが案外難しいところです。
ネイル用のものがメジャーで、様々なショッピングサイトで「ネイル シェル」などで検索すれば出てきます。
今回、曲面が多い場所に配置するので、比較的薄く小さめのものを探しました🐚
しかし天然素材なので厚みが安定せず、ネットよりも実物を見た方が確実なので、「パーツクラブ」という手芸好きには有名なお店に行って購入しました。
「シェルフレーク」の大きめのケースに入っている6個で1セットのものを1個半くらい使用しましたが、素材にばらつきがあるので、使用量は内容次第です。
また、ネイルパーツとしての性質上、夏の方が品揃えが良かったので季節要因も考えられます🌻
シェルフレークを作成することも考えましたが、貝の殻を剥がすための大きい鍋などを持っていないので諦めました。動画やサイトを見る限り案外作れそうではあるので、気合いがある方は挑戦してみてください。
UV硬化ハードレジン
カメラの素材と相性のいいものを検討したかったのですが、レジンごとの素材との相性に関してはあまり情報がありませんでした。
ABS樹脂は様々な樹脂と相性がいい(よくくっつく)傾向があるので、まあ大抵大丈夫だと思うのですが、ここはちょっと不安点です。
ソフトレジンと悩みましたが、素材の安定性などを考えるとハードの方がアレルギーになりにくそう(個人の感想です)と思ったのでハードレジンにしました。
パーツクラブで一緒に買えたので、今回はレジン界隈で有名な「月の雫」という商品にしました🌝
量は100gあれば足りると思います。
月の雫は硬化後ツルツルになって良いのですが、粘度が低くてサラサラなので、作業中に反対側から垂れてしまうことがしばしばありました。
レジンの各商品に関する知見がないので、ツルツルで気泡が抜けやすくて粘度が少し高いUV硬化レジンで、おすすめがあれば教えてください。
ボンド ウルトラ多用途®SU プレミアム ソフト
急に具体的やんと思われたかもしれませんが、ABS樹脂との相性がいいのでこちらの接着剤がおすすめです。
瞬間接着剤系は白くなりますが、これは乾いてからも透明で、美しく仕上がります✨
今回、レジンだけで接着するにはシェルパーツが多かったのと、レジンと樹脂の相性が分からなかったので、接着剤でシェルを固定してからコーティングとしてレジンを使用しています。
結果、硬化熱や収縮からカメラ本体をちょっと守れているような雰囲気も感じました。(個人の感想です)
幅広マスキングテープ
一般的なサイズのものでも良いですが、幅広のものの方が歪みや漏れ、剥がれなどがないので楽です。
レジン用との明記はないものの、レジン売り場のそばにそっと置かれているマスキングテープがベストでした。
接着力がある程度あるものの方が良いですが、カメラ本体についているカラーフィルターの色が接着面に持っていかれて剥がれたりするのでお気をつけください。
デザインカッター
マスキングテープを切るのに使用します。
ピンセット系・ピックアップペン
シェルパーツを配置するために使用しました。
ストーンデコなどで細かいパーツを拾う用のものです。「ピックアップペン」「ストーンピッカー」「ワックス鉛筆」などで出てきます。
私が買ったものはリンクのものでしたが、100円ショップなどでも売っているようです。
ピンセットもあれば便利です。
つまようじ
あらゆる場面で活躍します。つまようじのリカバリー力は天才のそれです。
ビニール手袋
レジン用です。手にピッタリするタイプがおすすめです。
アルコールウエットティッシュ・エタノールなど
色々きれいにします。
2. 手順
カメラの前面のシールを剥がす
マスキングテープを切り出す
剥がしたシールをカッターマットなどに貼り、上からマスキングテープを貼ってシールの形に切り抜きます
カメラ本体をマスキングする
カメラ本体をアルコールティッシュやエタノールで綺麗にします。
その後先ほど切り出したマスキングテープを貼ります。
接着剤を塗る
付属のヘラで塗りましょう。少し乾いた状態が最もよくくっつく状態ですが、シェルパーツをつけるのに時間がかかるので、少しの面積を塗った後、すぐに貼り付けていきます。
シェルパーツを貼り付ける
ついにメインです。シェルパーツを割ったりしながらいい具合に配置します。
レジンを塗る
ここから時間との勝負なので、写真がありません、、、
少しずつレジンを置いて、UVランプで硬化していきます。曲面が地獄でした。
なるべくマスキングテープを巻き込まないように硬化していきます。
はみ出た部分は仮硬化くらいの状態でカッターで切ったりしていました。
完成!
可愛いカメラができました🐚✨
今回一度しかやっていないので、まだまだ改良の余地があると思います。
また、別素材でのアレンジも考えられますね。
曲面にレジンをかけるところが少し難しいですが、マジでかわいいので皆さまもぜひトライしてみてください🥰では〜👋