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問題文を自力で読めるようになったら、勉強の8割は完了したと思う。

こんにちは。

章憲です。

子どもの勉強をみているので当然ですが

うちの子勉強を全くできないのですが、どうしたら良いですか。とお問い合わせをよくいただきます。

しかしながら、実は簡単に解消できることの方が多いのではと思ってたりします。もちろん基礎的な学力が足りてなくて、知識ないと解けない問題は別ですが。

簡単に解消できることについて何かと言いうと

問題文をよく読むこと、です。

え、あったりまえじゃーん、って思いますよね。意外と当たり前じゃないんだなぁって、最近よく思います。

特に小学校においては、問題文の言葉のつながりをゆっくり正確に読めればあとは、当てはめるだけ的な問題が多いのです。

だから私は、子どもたちに

「センセー、これわからない。」て言われたら、

次の手順で指導しています。

①問題文を音読させます。

②次に、ゆっくり考えてみようと言い、再度考えさせます。

③それでもわからない場合は、具体的に理由を聞きます。

④理由が答えられない場合は、ヒントを与え考えさせます。

⑤ヒントを与えも固まってしまったら、ようやく答えを言います。

普段はだいたい、②くらいで解消できる場合が殆どです。体感でいうと質問の8割くらいですね。

そのくらい、自力で問題が読めれば解ける問題が多いのです。

特に算数がつまづきやすい科目ですが、まずはその子のレベルにあった学年から算数をやり直してあげるようにします。

次が特に大切なんですが問題文を自力で読ませ、自力で考えさせる練習をさせることが一番大切だと思っています。

極端な話、その子のレベルにあったカリキュラムをやったところで、わからなければすぐ答えを教えてしまうと、いつまでたっても考える力は身につきません。

私が義務教育を通じて子どもたちに得させたい力は

自分の頭で考え、自分で調べる力というような自学力に尽きます。

そう考えるとテキストの問題Aについて、カリスマ的な解説は不要であり、もっと別な角度で子どもたちに関わらないといけないと日々感じています。

今回のnoteは以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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